昨晩、総代さん方にお誘いをいただき、懇親会に参加させていただきました。教覚寺について色んな話をすることができ、非常に有意義な時間でした。お寺で開く総代会は言うまでもなく大切な会合ですが、時々こうしてお寺ではないところで食事をしながら率直な意見交換をすることも、すごく大切なことであるとあらためて感じたことでした。

さて、本日は京都・西本願寺へ行ってまいりました。青少年国際研修団のプログラムが今日から始まり、私は1日限定ではありますが、スタッフとしてポルトガル語の通訳をさせていただきました。この青少年国際研修団は、アメリカ・カナダ・ハワイ・ブラジルから青年たちが本願寺に集い、研修を受けながら交流するというものです。コロナでしばらく中止になっていましたが、コロナ後初めての開催となりました。今回は各国・各地域から19名の参加者と4名の引率者です。参加者の規模は以前の半分くらいですが初日なのに大変盛り上がっていました。初日は開会式に始まり、仏教や浄土真宗についての学習、書院などの拝観、お夕事参拝、帰敬式リハーサル、そして夜は交流会と盛りだくさんです。普段は日本語を全く話さない彼らが、合掌すると「なんまんだぶつ、なんまんだぶつ」と同じお念仏を称え、讃仏偈や正信偈も同じようにおつとめし、さらに聖典をいただく作法や合掌の姿もとても美しく、毎回感動を覚えます。この行事は7月9日まで続きますが、世界から集まった同じお念仏を大切にする若い仲間たちが、この研修を通して、たくさんの友達をつくり、様々なことを感じ、帰国後は地元の仲間に伝えてくれることを願いながら、京都を後にしました。