よくある
ご質問

いくつかのご質問と
お寺からの回答をまとめました。
ご参考になさっていただければ幸いです。
また、下記以外のご質問についても
お気軽にお問い合わせください。

教覚寺・浄土真宗について

教覚寺の様子を知りたいです。どうしたら良いですか?
このホームページには、色々なグループの紹介や、様々な法要・行事の写真を掲載しています。是非ご覧いただき、ご興味がありましたら、遠慮なくご参加、またお問い合わせください。また、法要に関しましてはライブ配信も行っており、教覚寺YouTubeチャンネルにてご覧いただけます。
開門時間は決まっていますか?電話での問い合わせは何時でも出来るのでしょうか?
基本的には、朝7時から17時まで開門しています(行事の際などはそれ以外の時間も)。 また、お電話でのお問い合わせは閉門以降でも構いません。
駐車場はありますか?車は境内に駐めて良いのでしょうか?
はい、境内に自由に駐車していただけます。大きな法要や行事の際は、奥から詰めていただいておりますので、基本的には終了時まで出すことはできません。途中でお帰りになる場合には、近くのコインパーキングをご利用ください。
車椅子でも本堂にあがることは出来ますか?参拝用車椅子はありますか?
境内にあるエレベーターを使って本堂までお上がりください。本堂内で乗り換える参拝者用車椅子は現状ありませんので、ご自身の車椅子のまま本堂内まであがっていただきます。事前にご連絡いただければ、スムースにご案内できると思います。
お寺の方を何とお呼びすれば良いのですか?
宗派や地域によっても様々なようですが、特に決まりはありません。ただ、教覚寺では「住職」や「住職さん」、「ご住職」と呼ばれる方が多いです。また、浄土真宗では住職を支える人を「坊守(ぼうもり)」と言います。教覚寺の場合は住職の妻が坊守ですので、「坊守さん」と呼ぶ方が多いです。前住職のことはそのまま「前住職」や「前住職さん」、「前住さん」と呼ばれており、前坊守(ぜんぼうもり)もそのまま「前坊守さん」と呼ぶ方が多いです。
お寺に行くときは事前に連絡しておく方が良いのでしょうか?
住職が不在であったり法事を勤めている場合もありますので、ご相談のような場合には、事前にご連絡いただけると有り難いです。ただし必ず誰かは寺におりますので、事務的な用であればいつ来ていただいても構いません。
住職やお寺の人に用事があるとき、どこを訪ねたら良いのでしょう?
普段は一階の玄関からお入りください。法要時などは、全員本堂に上がって鍵が閉まっている場合もありますので、その際は直接二階本堂へお上がりください。
お参りするとき、お寺の人に何も言わずに本堂へ上がってもよいのでしょうか?
もちろん、そのままお上がりいただいて大丈夫ですが、特にお久しぶりの方はぜひ一階の玄関にも顔を見せていただけると嬉しいです。
お寺との関わりは、家単位で決めることなのでしょうか?
江戸時代に檀家制度ができ、お寺との関わりは家単位というイメージがありますが、現在では個人の信教の自由が認められているので、法的な根拠はありません。しかしながら、家庭生活の中で浄土真宗のみ教えが伝わってきたことも、また事実です。昨今、家に対する考え方も多様化されており、必ずしも家単位で決めることでもないと思います。教覚寺は、個人でも門信徒会に入会していただけますので、ご遠慮なくご相談ください。
宗教は役に立ちますか?
浄土真宗という宗教は、自分の中にはもともと持ち合わせないようなものの見方、視点を与えてくれます。そういう意味では、役に立つか立たないか、という私たちが普段考えているものの見方そのものを、もう一度見つめ直す教えが宗教と言えるかもしれません。私たちは自分の都合で、役に立つか、損か得か、など判断していますが、その物差し自体を問い、自分中心とは違ったものの見方を与えてくれるのが浄土真宗だと考えます。
浄土真宗とはどんな宗派ですか?
親鸞聖人を宗祖と仰ぐ宗派です。一般的に宗教と聞くと、私の願いを神仏に聞いてもらうイメージがあると思いますが、浄土真宗はその逆で、阿弥陀如来という仏さまの願い(ご本願)を私が聞かせていただく宗教です。浄土真宗の寺院は、その願いを仲間とともに聞かせていただく場所です。

お墓について

お墓は必要なのでしょうか?
お墓は、単に死者を埋葬する場所でしょうか。大切な方が亡くなっても、その方との繋がりはなくなりません。お墓の前に立つと、その方との思い出が蘇り微笑んだり、寂しいよ…と涙が溢れたり。遺された者にとっては大事な感性を育む場でもあると思います。そしてそれが仏さまとなられた亡き人の導きであったと受け止められた時、その方とともに生きていくという視点に転ぜられていきます。お墓は、そのためにも大切な場所だと思います。
「墓じまい」はどうすれば?相談できるのでしょうか?
ご家庭のご事情はそれぞれ違います。一概には言えない部分も多いので、是非一度お寺に直接お問い合わせください。お問い合わせフォームでも、お電話でも、直接いらしても構いません。
法縁廟とはどんなお墓ですか?
教覚寺門信徒みんなのお墓です。江戸時代以降、〇〇家の墓というように家族単位のお墓が主流となっていましたが、法縁廟は血縁の枠を越え、阿弥陀如来のご本願により、全ての者が等しく浄土へ生まれ仏となるという浄土真宗のみ教えを感じていただくことのできる宗教施設でもあります。1999年に建立されて以来、教覚寺のシンボル的存在として大切にされています。詳しくは、「みんなのお墓」ページをご覧ください。
法縁廟には、浄土真宗以外、門信徒以外でも納骨できますか?
過去の宗教・宗派は問いませんが、法縁廟は教覚寺門信徒のお墓ですので、納骨する場合にはまず門信徒になっていただく必要があります。門信徒会への入会金は1万円、会費は月千円(年間1万2千円)となっています。
永代供養は出来ますか?
一般的に言われる永代供養とは、身寄りのない方や跡継ぎのない方のために、寺院が管理や供養の一切を行うかたちのことですが、法縁廟はそれが一番の目的で建てられたお墓ではありません。皆平等に仏さまの世界であるお浄土に生まれさせていただくという浄土真宗のみ教えを表現したお墓です。もちろん時代が変わっていく中で先祖代々のお墓を守っていくのが難しかったり、相続する身内がいなかったりと、現実的なお悩みがきっかけとなってご利用されている方も大勢いらっしゃいます。しかしながら、この法縁廟への納骨がご縁となり浄土真宗のみ教えに出遇われていく姿もたくさん目にしてまいりました。法縁廟は、納骨して終わりのお墓ではなく、むしろ納骨をご縁に遺された私たちが仏法に出遇い続けていく施設です。
法縁廟へのお墓参りはどうすればよいでしょう?
ご命日や季節に合わせてでも結構ですし、何もない時でもお参りください。街へ用事があった時にふらっと立ち寄られる方もいらっしゃいます。短い時間でも、ゆっくり過ごしていただいても構いません。お寺の玄関へ挨拶にみえる義務はありませんが、お顔を見せていただけたら嬉しいです。なお、法縁廟にお参りされる際は、ぜひ本堂にもお上がりいただき、ご本尊にもお参りください。
お寺の墓前に供えたお花はどうなるのですか?
ほぼ毎日、法縁廟の清掃とともにお花の手入れもしておりますので、いつ来ていただいても綺麗な状態でお参りいただけます。

お寺の法要・行事について

教覚寺で勤まる法要や行事にはどのようなものがありますか?
お正月やお彼岸、お盆などの季節法要をはじめ、浄土真宗で最も大切な報恩講(親鸞聖人のご命日法要)や法縁廟合同追悼法要など、さまざまな法要をお勤めしています。また、はなまつりやおてらこんさあと、ダーナショップスペシャルなど、地域に開かれたイベントも開催しています。詳しくは年間行事活動グループをご覧ください。
お寺の法要や行事には必ず参加しないといけないのでしょうか?
必ず参加しなければならないというものではありません。しかしながら、お寺でご聴聞を続けていくと、今まで思いもしなかったことを思えるようになったり、今まで気づけなかったことに気づけるようになったりします。それは仏さまのものの見方という、私達がもともと持ち合わせない価値観に出遇うからだと思います。心豊かに生きるヒントが、2500年続いてきた仏教にはたくさん散りばめられています。また、その教えを共に聞く仲間が集う楽しい行事もたくさん企画しています。強制ではありませんし無理をされる必要はありませんが、可能な限りぜひ積極的にご参加ください。
仏前結婚式を挙げることはできるのでしょうか?
もちろんできます。仏前結婚式は、仏さまの前で結婚を奉告し二人が巡り会えたご縁に感謝する、結婚式本来の意味を大切にした式です。教覚寺の本堂はウェディングドレスも和装も映える空間ですので、お好きな装いで挙式できます。また、式の流れについても要望を伺いながら、お二人らしい結婚式をともに作り上げていきたいと思います。まずはお気軽にご相談ください。

仏事全般について(葬儀・法事等)

つき合いのあるお寺さんや葬儀屋さんがないのですが、家族が亡くなった時どうしたらよいでしょうか?
突然のことであっても、覚悟していたことであっても、その時を迎えると冷静でいることは難しいと思います。お困りになられたら、どうぞご遠慮なくお電話でも結構ですのでご相談ください。前もってお寺にお越しいただきご相談できるようであれば、そのほうが安心できると思いますのでご検討ください。
門徒(檀家)にならないと、葬儀をしてもらえませんか?
そんなことはありません。ご遠慮なくお問い合わせください。もし菩提寺がおありでしたら、まずそちらへご相談ください。
菩提寺が遠方でお参りに行けません。代わりに教覚寺で法事をつとめることは出来ますか?
必ず菩提寺のご住職にご確認ください。ご了解いただいた上であれば、教覚寺でおつとめさせていただきます。
子どもや親族は遠方におり、なかなか集まれません。法事には親族が集まらないといけないものでしょうか?
それぞれご家庭のご事情があるかと思いますが、家族や親族が集まりにくい時代だからこそ、ご法事の時くらいはみんなで集まろう、という考えも大切かと思います。浄土真宗のご法事は、亡き方の導きによって、遺された私達自身が仏法に出遇う場ですので、一人でも多くの方に、大切なご仏縁に出遇っていただきたいと思っております。なお、教覚寺では様々なご事情で参列できない方に対して、オンライン会議システム(zoom)を使って、画面越しでご一緒に時を過ごしていただく形での対応もいたしますので、ご希望の方は事前にお問い合わせください。
法事に参列することになりました。どのような服装が相応しいでしょうか?
特に決まりがあるわけではありません。初七日から一周忌くらいまでは、喪服で参列される方が多いです。それ以降は喪服の方もいらっしゃいますし、落ち着いた色のカジュアル過ぎない服で来られる方も多いです。ご親族で相談されておいでください。
お寺から届いた法事の案内にある「お供物代」とはなんでしょうか?
ご法事では、お供物(果物など)とお花をお供えいたします。施主の方がご持参くださっても構いませんが、お寺でも事前に注文することが可能です。その際、お供物とお花の実費として、6,000円いただいております。従いまして、ご持参される場合は不要です。
まだ静かにしていられない乳幼児をつれてのお参りは避けた方がよいでしょうか?
ご法事は、小さな子どもにとっても命のつながりを感じる大切なご仏縁です。難しいことはわからなくても、大人たちが仏さまに手を合わせる姿を通して、子どもたちは大切なものを感じ取っていくのだと思います。ぜひお子様とご一緒にお参りください。
法事の流れがわかりません。当日、お寺にいったらどうすればよいのでしょうか?
直接二階本堂にお上がりください(もちろん一階の玄関に寄っていただいても構いません)。本堂に入って左側に休憩室がありますので、そちらでお待ちいただけます。セルフサービスになりますが、お茶をご用意しておりますのでご自由にお飲みください。なお、前の法事が終わっていない場合は、申し訳ありませんが境内の休憩所「寂静庵」などでお待ちください。
法事にオンラインで参列することは出来ますか?
教覚寺ではやむを得ず参列できない方に、オンライン会議システム(zoom)を使って画面越しでご一緒に時を過ごしていただくという対応もさせていただいております。ご希望の方は事前にお問い合わせください。
「戒名」や「法名」ってなんでしょう?
いずれも仏教徒としての名前を表す言葉ですが、浄土真宗では「法名」、他宗の多くでは「戒名」といいます。戒名は、厳格な規律(戒律)を守って仏道修行する人びとにつけられる名前です。それに対し浄土真宗では、戒律の一つも守ることのできないこの私たちを、かならずすくい浄土へ迎えるという阿弥陀如来のはたらきを「法」とよび、その法のなかに生かされている私たちがいただく名前を「法名」といいます。亡くなられた方につけられる名前ではなく、本来は生きている間に「帰敬式」を受式してご門主からいただくものです。(『浄土真宗必携』参照)
家が狭く、お仏壇を置くスペースがありません。お仏壇は必要でしょうか?
浄土真宗のお仏壇は、阿弥陀如来をご安置する場所で、心の拠り所となる場所でもあります。住宅事情は随分と変化しましたので、確かに伝統的なお仏壇を置くスペースがない家が増えてきました。そんな現在の住宅事情に合わせた新しいタイプのお仏壇も出ていますし、ご本山からシンプルなご本尊のみの小型仏壇をお迎えすることもできます。大切なのは、お仏壇を通して日常の中で仏さまのはたらきに私が出遇わせていただくことです。どうぞお気軽にご相談ください。