みんなのお墓

教覚寺門信徒や歴代住職が
合葬されている「法縁廟(ほうえんびょう)」は、
浄土真宗の教えのもとに繋がった
仲間(御同朋)のシンボルでもあり、
正面に設けられた献花台には
いつでも美しい花が供えられ、
門信徒の皆様が
大切な方を想いながら
手を合わせる場となっています。

献花台の写真

浄土真宗は、全てのものを必ず浄土に生まれさせるという阿弥陀如来の願い(ご本願)を聞かせていただく宗教です。すなわち私達は、今ここにお浄土への旅を共にしている仲間(御同朋)であり、そこには親族や血縁関係の枠を超えた広い世界が開かれているのです。

歴代住職をはじめ教覚寺にご縁のあった多くの門信徒の方々、身近な方、そしていずれはこの私も、みな平等にお浄土という同じ世界へ生まれさせていただくことを表現した宗教施設が法縁廟であり、一般的な永代供養墓とは異なる趣旨で建立されたものです。

もちろん、時代が変わっていく中で先祖代々のお墓を守っていくのが難しかったり、相続する身内がいなかったりと、現実的なお悩みがきっかけとなってご利用されている方も大勢いらっしゃいます。しかしながら1999年に建立されて以来、この法縁廟への納骨がご縁となり浄土真宗のみ教えに出遇われていく姿もたくさん目にしてまいりました。

地縁や血縁といった、これまで地域社会を支えてきた関係性がますます希薄になっている今日、仏法をご縁としたつながり「法縁」をこのお墓から紡いでいきたいと思います。

  • お申込の際に納骨冥加金30万円をお納めいただきます。
  • ただし同一家族の場合、2度目以降の冥加金は10万円です。
  • 生前に申し込んでおくこともできます。
  • 分骨もお受けいたします。
  • 納骨された方のお名前はプレートに刻みます。
  • 参拝は正面に設けられた献花台よりしていただきます。
  • 毎年一度、合同の追悼法要をお勤めします。