教覚寺の紹介

教覚寺ホームページをご覧くださり、
ありがとうございます。

効率性や利便性が優先されやすい現代社会の中で、
私たちは人からの評価に振り回されたり、人と比べられたり、枠にはめられたりしています。
大切な方と楽しい日々を送ることもあれば、突然の別れに深く悲しむこともあるでしょう。
目まぐるしく変わっていく毎日に、疲れてしまうことも、孤独を感じることもあるかもしれません。

お寺は、2500年ものあいだ人々の苦悩に寄り添ってきた仏さまの教えと、
そしてその教えを大切にする仲間に出遇っていく場です。
浄土真宗のご本尊である阿弥陀如来という仏さまの見方は、評価や比較とは全く異なるものです。
嬉しい時も悲しい時も、辛くてどうしようもない時も、
そんなあなたがそのままに大切な存在であり光り輝いているんだという阿弥陀さまの眼差しに出遇った時、
私たちは計り知れない縁の中で生かされている「決して一人ではない自分」に気づかされます。
悲しみが消えてなくなるというものではありませんが、
その悲しみを引き受けていくことのできる力を与えてくれるのが仏教だと思います。

静岡の市街地にあるお寺として、年齢や職業や国籍を超えて様々な人々が出遇い、
共に仏さまの教えを聞き、温かい人と人とのふれあいを感じられる場でありたいと思います。
どうぞいつでも、お参りください。

お寺の紹介

教覚寺の
目指す姿勢

ご法事、ご葬儀、各種法要、また慶事など、お寺では様々な仏事が執り行われます。
その一回一回のご仏縁を誠心誠意勤めさせていただくのが、皆様のお寺をお預かりさせていただいている者の使命であると考えます。一方的な押し付けではなく、皆様それぞれの想いやご事情を聞かせていただきながら、共にその時間を大切にしてまいります。また、特別な仏事の時だけでなく、いつでもふらっと立ち寄っていただき、何でも気軽に相談していただけるような、そんな関係性を門信徒の皆様をはじめ、地域の方々とも育んでいきたいと思います。

積み重ねてきた「歴史」と「今」の写真

積み重ねてきた
「歴史」と「今」

1234年、初代光信房が一寺を建立して以来、浄土真宗のみ教えを共に聴聞する場として、その役目を果たし続けてきました。社会はものすごいスピードで変化していますが、その変わりゆく社会の中で、変わることのない教えを皆様とともに大切にいたします。しかし同時に、皆様にとってお参りしやすい場所であり続けるために、そしてたとえお寺に足を運ぶことができない状況であったとしても、ご縁をつなぎ続けられるよう、現代のテクノロジーも積極的に活用してまいります。

つながりを大切にするお寺の写真

つながりを
大切にするお寺

教覚寺と言えば、やはり門信徒皆様のつながり。「仏法でつながった家族」のごとく、共に喜び、共に悲しむことのできる世代を超えた仲間です。社会的な立場や肩書などを持ち込まないフラットな関係性が居心地をよくしているのかもしれません。また、そのつながりは単に目に見えるものだけではありません。先立ってお浄土へと生まれていかれた大切な方々も、仏さまとして今ここにはたらいてくださっている、そんな目には見えないつながりも、仏教が教えてくれる大切な視点です。定期的に教えに触れ、仲間に会える機会として、それぞれの世代や興味関心などに合わせた、たくさんの入口をご用意しております。ぜひお気軽にご参加ください。

ロゴマーク

ロゴマークには、教覚寺のシンボルである「法縁廟」の曲線的なフォルムと、多様な「人」が手を取り合う姿を重ね合わせました。人々の中心にある3つの輪は、仏教で最も大切な三宝(仏・法・僧)を表しています。

三宝(仏:仏陀・法:仏の教え・僧:仏教を大切にする人々の集まり)

境内のご案内

街の中にあるお寺ですが、桜や紅葉をはじめ季節の移ろいを感じられる境内です。
ほっと一息ついたり、ご自身と向き合ったり、大切な方々と心を通わせたりと、
思い思いの時間をお過ごしいただければ幸いです。

本堂の写真

本堂

阿弥陀如来様をご安置した、ご法事や法要を執り行う場です。
焼香台の前に立つと自動で流れる月替わりの法話(4〜5分)はいつでもお聴きいただけますので、お気軽にお参りください。

法縁廟の写真

法縁廟

教覚寺のシンボルでもある共同墓です。ご参拝は正面に設けられた献花台よりお願いします。

本堂までのアプローチの写真

本堂までのアプローチ

正門を入り、正面の広い階段をお上がりいただくと本堂です。

寂静庵の写真

寂静庵

教覚寺第13代住職「寂静房乗空」の名にちなんだ休憩所です。お庭を眺めながらゆっくりお過ごしください。

バリアフリーの写真

バリアフリー

車椅子用のお手洗いと、2階の本堂へ上がるエレベーターがございます。

広場の写真

広場

通常は駐車場ですが流しそうめんなどの屋外行事でも使用します。
静岡市出身の作家、杉田達哉氏による壁画もご覧いただけます。

会館の写真

会館

本堂に隣接している2階建ての施設で、各種行事や研修などに使用するほか地域の活動にも開放しています。

年間行事

教覚寺では年間を通じて様々な法要や行事が行われます。
詳しい日時は毎月の月報や当ホームページでお知らせしますので、
ご都合がよろしければぜひご参拝ください。

1月

修正会(しゅしょうえ)
新年はまず仏さまへのご挨拶から。元日の朝7時からお勤めしています。
成人式(せいじんしき)
育ててくださった方々への感謝の気持ちとともに、成人したことを仏さまにご奉告します。
御正忌報恩講(ごしょうきほうおんこう)
宗祖親鸞聖人の御命日(1月16日)にあたり、聖人のご苦労に感謝し、浄土真宗の教えを深く味わわせていただく法要です。法要後には、入門式と門信徒会総会を行っています。
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2月

涅槃会(ねはんえ)
お釈迦さまのご命日(2月15日)の法要です。教覚寺では門信徒会例会に合わせて、1日にお勤めしています。
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3月

追悼と平和を願うつどい
2011年の東日本大震災以来、3月11日に行っています。
春季彼岸会(しゅんきひがんえ)
彼岸とはさとりの世界のことで、西方浄土とも呼ばれます。太陽が真西に沈むこの季節に、大切な方々が生まれて往かれたお浄土に想いをはせ、残された私たち一人ひとりが仏法を聴聞する法要です。
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4月

はなまつり
4月8日はお釈迦さまのお誕生日。みんなでお祝いし、その教えにふれ、そしておもいっきり楽しむのが教覚寺のはなまつりです。あわせて「新1年生のつどい」を行っています。
法縁廟合同追悼法要
(ほうえんびょうごうどうついとうほうよう)
法縁廟に埋葬されている全ての方々を追悼しお勤めいたします。
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5月

宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)
親鸞聖人は、1173(承安3)年5月21日にお生まれになりました。御誕生をお祝いする法要です。
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7月

盂蘭盆会(うらぼんえ)
先立たれた大切な方々を偲びつつ、その方々が仏さまとして、期間限定ではなく常に私のところに帰ってきてくださっているという浄土真宗の教えを、ともに聞かせていただくご縁です。
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8月

平和の鐘(へいわのかね)
広島、長崎原爆の日、終戦記念日のいずれかに集い、平和への願いを新たにします。
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9月

秋季彼岸会(しゅうきひがんえ)
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、春・秋の彼岸会が営まれるのは気候の良い時。仏法を聴聞するにはとても好ましい季節です。
敬老会
77歳になられた方々の喜寿を祝うとともに、78歳以上の皆さまの長寿をお祝いします。
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10月

お取り越し報恩講(おとりこしほうおんこう)
宗祖親鸞聖人のご恩を偲び、お伝えくださった浄土真宗の教えを聞かせていただく、浄土真宗寺院においては一年で最も大切な法要です。御正忌(1月)に先立って勤めるので「お取り越し」と云います。
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11月

七五三
阿弥陀さまの尊前で、七五三のお祝いをします。
門信徒初級講座
新しく門信徒になられた方々を中心に、浄土真宗の基本的なことを一緒に学びます。(開催月は変動します)
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12月

成道会(じょうどうえ)
お釈迦さまがおさとりを開かれた(仏陀となられた)12月8日にお勤めする法要です。教覚寺では門信徒会例会に合わせて、1日にお勤めしています。
大谷本廟分骨・本山参拝
(おおたにほんびょうぶんこつ・ほんざんさんぱい)
​​京都の墓所(大谷本廟)に分骨を希望される方々と、納骨を兼ねて本山・西本願寺にお参りします。参拝だけの参加も可能です。
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その他、お慶びのご縁も随時お受けしております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

  • 仏前結婚式(ぶつぜんけっこんしき)

    仏さまの前で結婚を奉告し、二人が巡り会えたご縁に感謝する、結婚式本来の意味を大切にした式です。和装でも洋装でも、お好きな衣装で臨んでいただけます。

  • 初参式(しょさんしき)

    新たないのちの誕生をよろこび、初めて阿弥陀さまにご挨拶をさせていただく式です。

  • 銀婚式&金婚式

    結婚25年や50年の節目を迎えられたことを仏さまの前で奉告し、共に歩んできたこれまでの日々を振り返りながら、多くのご縁に感謝し、お祝いする式です。

  • 起工式(きこうしき)

    さまざまな「おかげさま」によって建築の運びとなったご縁を慶び、仏さまに感謝するとともに、完遂の決意を新たにする式です。

など

活動グループ

教覚寺で活動している様々なグループをご紹介します。
生涯を通じて参加できる会と、年齢性別を問わず趣味や関心で集うクラブ活動があります。
いつでも入会できますのでお気軽にお声がけください。

生涯を通じて参加できる会

門信徒会例会(例会)の写真

門信徒会例会(例会) (もんしんとかいれいかい)

毎月1日の14時と19時から開かれる全ての門信徒が対象の月例会。おつとめと法話のほか、お寺からの諸連絡をお伝えしています。

少年会の写真

少年会

1915年に「大正日曜学校」として始まった百年を超える歴史のある会。小学生が対象で、月に1度日曜午前に集まります。2017年には歴史と活動が評価されて「正力松太郎賞」を受賞。通常の例会以外にもはなまつり・遠足・夏の合宿など楽しく活動中。

十代の会の写真

十代の会

少年会修了後も引き続き子ども達がお寺に来る機会を!と設立。中高生世代が対象で、年数回学校の長期休み中に集まります。おつとめ後、ご飯を食べたりビンゴやトランプで大盛りあがり。

光輪会の写真

光輪会 (こうりんかい)

社会人になった少年会OB•OGや若者がお寺に集まる会を作りたいと発足。年数回の例会、飲み会、ダーナイベント「お寺でYOGA」の主催、境内でのバーベキューなど、気ままに活動中。

壮年会の写真

壮年会

会員は主に40代から70代前半の男性で、発足してまもなく50年になります。年3回の例会はおつとめや聴聞をする法座ですが、その他に、法要・行事の手伝い、飲み会、旅行などを行っています。

女性の会の写真

女性の会

主に40代以上の女性が会員。元は1907年に始まった「婦人会」で、1962年誕生の「みのり会(若婦人会)」と2012年に合併して「女性の会」と改名、最も歴史あるお寺の中心的グループです。活動は月例会、法要や行事の手伝い、ダーナ活動、遠足など。

覚寿の会の写真

覚寿の会 (かくじゅのかい)

男女問わず77歳以上の門信徒全てが対象の会です。9月の「敬老会」が入会式となります。例会では、おつとめと聴聞の他、でんでん体操や茶話会を楽しんでいます。

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趣味や関心で集うクラブ活動

お朝事会の写真

お朝事会 (おあさじかい)

毎月第一土曜日の朝7時に集まり、境内をお掃除した後「お朝事」をつとめます。その後みんなで美味しく朝食をいただきます。(朝食はコロナ禍で休止中)

お聖教を読む会の写真

お聖教を読む会(おしょうぎょうをよむかい)

お経や親鸞聖人の著書を、原典から読み学ぶ勉強会です。門信徒の「お聖教を勉強したい」という希望から始まりました。

お斎チームの写真

お斎チーム(おときチーム)

10月のお取り越し報恩講で親鸞聖人を偲ぶお斎(おとき)を作るとともに、1月には昔ながらの食事を子ども達に伝えています。

キッズサンガクラブの写真

キッズサンガクラブ

芋掘りをはじめとする様々な少年会活動のサポートに加え、竹の切り出しから始まる流しそうめん・竹灯明などの活動を通して、お寺の仲間(サンガ)作りに貢献しています。

九州県人会の写真

九州県人会

5月の宗祖降誕会法要後、九州に縁のある門信徒が隔年で開催している親睦会です。

讃歌隊の写真

讃歌隊 (さんかたい)

月に1度、仏教讃歌を歌っています。お寺の報恩講や築地本願寺での発表が励みです。

ダーナショップクラブの写真

ダーナショップクラブ

持ち寄った生地や素材を使って手作り作品を製作・販売し、その売上金を被災地へ送る活動を続けています。

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