住職&坊守のおてらダイアリー

秋晴れの芋掘り遠足

昨日は毎年恒例の秋の芋掘り遠足。雲ひとつない晴天に恵まれ、少年会の子どもたちもいつも以上に元気いっぱいです。

まずはお寺で仏参。大きな声でらいはいのうたをおつとめしました。そして若林さんの畑へと移動します。すでにキッズサンガクラブの皆様がお集まりで、私たちを笑顔で迎えてくださいました。今年はツルを切るところから体験させていただき、みんなでツルを引っ張ったり切ったりしながら、芋掘りができる状態へとしていきます。子どもたちも途中から一心不乱にやっていました。そしていよいよ芋掘り。たくさんのお芋に子どもたちも大興奮。普段お寺の例会だけではなかなか会話しないお友達とも、協力しながら一緒に掘っている様子を見るにつけ、こういう体験が「お芋を掘った」という経験と同時にコミュニケーション力や友情をも育んでいくんだなぁと、とても有り難く感じました。
これは余談ですが、サンガ・ポストにK.H.さんが投稿してくださったように、ネズミやヘビまで出没し、子どもたちもはしゃぎまくっていました。

また、お寺では子どもたちが集合する前からキッズサンガクラブの鬼饅頭チームが準備をしてくださっており、ちょうど芋掘りが終わり、分配も終わったところで畑まで出来立ての鬼饅頭を届けてくださいました。コロナ前までは、芋掘り後はお寺で焼き芋BBQをしていましたので、その時にみんなで食べていましたが、残念ながらことしもBBQは中止としましたので、そのかわりお土産にと作ってくださった次第です。

若林さんをはじめ、畑に足を運んでお手伝いくださった皆様、鬼饅頭を作ってくださった皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで子どもたちも大喜びの1日となりました!!

このようにキッズサンガクラブの方々に支えていただいているので、少年会活動も充実しています。このキッズサンガクラブは特定の方だけの集まりではなく、門信徒どなたでも関わっていただけるクラブです。子どもたちと触れ合うことがお好きな方、イベント事がお好きな方、ぜひ是非お声かけください!!

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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