住職&坊守のおてらダイアリー

門信徒会例会

昨日は、11月の門信徒会例会でした。

昼の座には74名が、夜の座には22名がご参拝くださいました。今月は「たとえ一人になろうとも仏はあなたと共にある」という雪山隆弘師の言葉を味わいました。私たちは物理的に一人になることもあれば、沢山の人と一緒にいても「一人ぼっち」と感じる瞬間もあると思います。どちらも辛いものです。もしかすると、根源的に「孤独」というものを抱えながら生きているのが私という存在なのかもしれません。そんな私に、「大丈夫だよ。あなたは決して一人ではないよ」と喚んでくださる声が届いているんだと教えてくださったのが親鸞聖人であり、その声こそ「南無阿弥陀仏」なのです。「大丈夫」という言葉は、頻繁に使う言葉ですが、「〜なら大丈夫、〜したら大丈夫」など条件付きの大丈夫ではないでしょうか。阿弥陀さまの大丈夫は一切条件をつけられません。「そのままのあなたで大丈夫なんだ」とおっしゃってくださいます。まさに「南無阿弥陀仏」の喚び声となって、私と共にあってくださる阿弥陀さまでした。

なおご報告ですが、先月のダーナ作業、お聖教を読む会、讃歌隊、そして昨日の門信徒会例会でご協力いただきましたりんごを買っての台風15号被災地支援(詳しくは前住職日記をご覧ください)は、無事完売いたしましたので、本日10万円を「日本笑顔プロジェクト」に送金させていただきました。ご協力ありがとうございました。

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5 コメント
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松本 清美
松本 清美
1 年 前

こんにちは。初めての月例会に参加させて頂き、あたたかいお話を聴くことができて嬉しく思っています。ありがとうございました🙏😊

私が作った手作り品が少しあるので、月末にあるダーナショップスペシャルにどうかなと思っています。準備や当日は参加できませんがいかがでしょうか?よろしければこちらから送らせていただきます☺️

inom
inom
1 年 前

雪山先生の「ブット・バイ」のご法話は、暖かいものに心が満たされるのを感じました。南無阿弥陀仏

inom
inom
1 年 前

活動に拍手。できる時、できるだけのことをさせていただくと、よく前坊守様がおっしゃってる言葉を思い出しました。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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