住職&坊守のおてらダイアリー

住職継職奉告法要③(坊守より)

10月8日〜9日の「住職継職奉告法要」は、多くの皆さまのおかげで無事、重々しく、そして和やかに勤められました。

住職が詳細を報告してくれておりますので、私は「想い」だけ書かせて頂きます。

前住職、前坊守は35年間もの間、ご門徒の皆さまと共に様々な事に取り組み、想いを込めて駆け回り、常にご門徒の皆さまを想って、そして想われて、、それを側で目の当たりにしてきました。ご門徒の皆さまが常に原動力であり、誠意を持って対応している姿には尊敬しかありません。

浄土真宗を伝えていくことに、日々努められてきた歴代の寺族とご門徒の皆さまのおかげで、お寺には、仏教の教えが染み込んだ温かい人間関係が在るのだろうなと思います。

私はそんな温かい場所に、13年間います。仏教が意味分からない、なかなか心に入ってこない、、そんな私を見守り支え続けてくれた住職、寺族(特に義母には迷惑をかけました)、義妹夫妻、実家の家族、そしてご門徒の皆さま!既にお浄土へと向かわれた皆さま含めて、目をつぶると目の前に現れるその笑顔と声に、力をもらってきました。仏教の教えが染み込んでいる皆さまの力で、私はスタート地点にやっと立つことができたことに感謝です。教覚寺は大家族、皆大事な存在です。
前住職さん、前坊守さん、本当にお疲れさまでございました。でもそれぞれバイタリティ溢れてるので、あまり何も変わらないんじゃないかと思っていますが。笑

この度の法要では沢山の皆さまにお世話になり、本当に感動的でした。なかでも、御講師の松月先生と二階堂さんとは話す機会が多く取れまして、それはもう楽しくて幸せな時間でした。

皆さま、本当に有難うございました。

余談ですが、昨日から金木犀が咲き始めました!このお寺に初めて来た時、大好きな金木犀が境内にあり、ラッキー!と思った記憶があります。今なら良い香りが漂っています。どうぞお参りください。

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2 コメント
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宮崎 應男
宮崎 應男
1 年 前

ご住職の継承行事が滞りなく行われまして、誠におめでとうございます。
先日は記念のお品をお送りくださいましてありがとうございました。
写真を拝見しますとご参加の門宗徒の方々がおそろいの敷章を掛けておられてとても清々しいです。
教覚寺のご発展と皆さんのご清祥をお祈り申し上げます

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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