住職&坊守のおてらダイアリー

住職継職奉告法要②(法要)

少しずつ片付けも進み、元通りの日常に戻っていますが、余韻はまだまだ残っています。

お参りくださった門信徒の皆様や実行委員会の皆さま、さらにご出勤くださった僧侶の方々、講師・ゲストを含めると、初日が総勢190名、2日目が総勢174名と、そしてさらに両日30名ほどの方がYouTubeでご参拝くださり、本当に多くの方々とこの大切なご法要をお勤めさせていただきました。

法要に先立ちサンガの集いが行われ、初日は森田篤さん・井野盛夫さん・勝山純一さんの3名が責任役員として前住職・前坊守をお支えくださったとして、前住職が推薦をし、それが認められた形で宗門褒章があり、東京教区東森尚人教務所長より伝達いただきました。2日目のサンガの集いは、総代の松井さんから1日目の様子や、稚児行列についてご報告も兼ねてお話しいただきました。

そして記念法要では、オルガンと雅楽のコラボで、音楽法要をおつとめいたしました。また、途中で8名の内陣出勤者による散華(華葩をまく作法)が行われ、賑やかな法要となりました。終了後、教務所長から「教覚寺のご門徒さん方は、皆さま前のめりになっておつとめされていて、本当に感動しました」とお褒めの言葉をいただきました。まさに文字通り、皆さまと一緒に勤め上げられた法要でした。

記念法話は、教覚寺への出講回数断トツ1位の松月博宣先生。前住職・前坊守への労いのお言葉も頂戴し、そして浄土真宗において一番の要であるご本願のお心をお取り次ぎくださいました。寺族一同お世話になっている先生であり、教覚寺門信徒一同、お育てをいただいている先生です。ちなみに、新住職になってもお声をかけ続ける予定で、早速来年の盂蘭盆会法要に御出講いただくことになっています。

そして法要最後は記念コンサートです。広島から二階堂和美さんとピアニストの黒瀬みどりさんにお越しいただき、素晴らしい演奏をお聞かせいただきました。二階堂さんの歌う姿には、ソウル(魂)のようなものが感じられ、そして阿弥陀さまの光に照らされている(阿弥陀さまにつかみとられた)喜びが全身から伝わってきます。涙あり、笑いあり、感動ありの、心揺さぶられるコンサートでした!!

お寺のアルバムをアップしましたので、そちらもぜひご覧ください。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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