住職&坊守のおてらダイアリー

長崎県諫早市西楽寺様へ出講

8月3日と4日、法務を前住職や寺族に任せ、長崎県諫早市にある西楽寺様のお盆法要に出講してまいりました。お寺の法要に出講させていただくのは初めてのご縁ですが、とにかくすごいお寺でした。

2日間の法要でしたが、両日満堂。特に初日は広い本堂に並べられた椅子では足りずに、通路に座っておられる方もいて、この猛暑の中本当に多くの方々がお参りくださったことに、ただただ頭が下がる思いでした。そして若い世代の方も多くお参りされており、ご法話を熱心にご聴聞くださるのも印象的でした。

また、ご住職とは2日間、色々な話をさせていただきました。私より先輩で、様々な取り組みをされており、教覚寺でも還元できそうなヒントも多々いただきましたが、そういうこと以上に、住職としてのあり方、これからのお寺の使命、日頃からの心がけなど、内面的なことを本当に学ばせていただいた2日間でした。尊いお育てをいただいた、今回の長崎出講でした。

話はガラッと変わりますが、月報や門信徒会例会でご紹介したフェンシングの飯村選手、団体戦で夢だった金メダルを獲得されましたね。おめでとうございます。皆さま、応援ありがとうございました!

Subscribe
Notify of
guest

2 コメント
Inline Feedbacks
View all comments
宮崎 應男
宮崎 應男
1 ヶ月 前

残暑お見舞申しあげます
長崎県の諫早市へ御出講になられまして、このお暑い季節に誠にご苦労様に存じます。
諫早と申しますと、私が長崎県庁に新規採用された年の昭和32年7月23日、諫早市は前代未聞の大雨に襲われ「諫早大水害」と歴史に残る災害が発生しました。新規採用直後の新米県庁マンたちは早速災害対策本要員として災害現場に設けられた対策本部へ派遣され、夏場ながらシャワーもできない中で10日間の勤務に就きました。
伝染病が発生した、死体が見つかった、食料配布が不足、生活物資を欲しい・・・など、困難な事案が次々と押し寄せる中で、新米職員でよく解らないながら、より良いと思われる方法を模索して対応しました。この時に経験した公務員生活最初の困難な体験はその後の過ごし方に役立ったように今も思っています。
諫早は、その様な想い出のある土地柄です。二年前から部分開通ながら待望久しいかった新幹線駅も完成し、今後の発展が楽しみです!!
南荘摂ご住職様、大変ご苦労様でした。有り難うございました。
飯村選手凄いです!!

ダイアリートップへ

PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

カテゴリー

月別で見る