お芝居デリバリーまりまり!
本日は長男の運動会でしたので住職と見に行きました。コロナ以降、短縮されている運動会ですが、程よく見られて面白かったです(^^) 子どもの出番の時以外は、保育士のママ友と偶然会ったのでずっとおしゃべり。この夏は公園や外遊びに行き辛く、お出かけ場所に困った多くの乳幼児親子が保健センターに遊びに来た話を聞きました。この保健センターの室内の遊び場にお手伝いに行くことがあるのですが、この夏は確かに溢れるほどの親子が集まっていました。
さて、本題です。3日前の月曜日、教覚寺本堂で「お芝居デリバリーまりまり!」さんによるお芝居の公演がありした。70名ほどの子どもと大人が集まり、3名の俳優さんによるお芝居(各5分位)を存分に見させて頂きました。三保の天女の物語や貧乏神さま、3枚のお札など、自分も子どもの頃に楽しんだお話しばかり。時にシリアスに、時に面白おかしく演じてくれる3人に私たちは魅了され、あっという間に終わってしまいました。楽しかったです
その後お寺では、本堂でのご葬儀が続けて2件ありました。お浄土へ迎われた方を偲び、皆さんで心一つに、ご一緒におつとめする姿には、いつもながら悲しみの中にも温かいものを感じます。繋がりを感じます。
もっと繋がりが欲しい、出かける場所が欲しいと言う乳幼児親子が沢山いるんだよーと、保育士のママ友に言われた言葉が刺さります。お芝居デリバリーを見た子どもたちが笑い転げる様子を思い出しながら、お浄土へ迎われた大事な方を思いおつとめをする皆さまの背中を思い浮かべながら、考えてました。繋がりを感じられる場所の必要性だとか。行き場所を探してる人の行き場所になれたらとか。お寺は、どんな場所にでもなれるだとか、悲しみも楽しさも苦しみも喜びも分け合える場所だとか。なかなかそんな場所はないよねとか。
お芝居デリバリーまりまり!の皆さまは本当に朗らかで、笑顔が素敵で、話していて楽しかったです。また教覚寺でやって頂けたら嬉しいなぁと、次の機会があることを待ち望んでおります<(_ _*)>
学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。