住職&坊守のおてらダイアリー

住職が選ぶ2023年教覚寺5大ニュースvol.3

今年も残すところあと3日。それにしても年末とは思えないほど暖かい日が続いていますね。

それでは、住職が選ぶ2023年教覚寺5大ニュース第3位を発表します。ジャカジャカジャカジャカジャカ、、、ジャン!!第3位は「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要勤まる」です。直接教覚寺の行事ではありませんが、京都ご本山・西本願寺では5期30日間にわたって勤修されました。法要に併せて、仏教壮年会連盟や仏教婦人会連盟、仏教青年連盟、さらには門徒推進員など、様々な団体が大会を開き、教覚寺の門信徒の皆様も多数ご参加くださいました。また、教覚寺門信徒の中川志織さんは、仏教青年連盟の協賛行事である全国大会副実行委員長として、企画から当日の運営まで関わってくださり、見事に素晴らしい大会となりました。私個人としても、初めて特命布教使に選ばれ、2日間計4法要において記念布教をさせていただきました。千数百人を前にお話しさせていただくのは生まれて初めての経験でしたが、どれだけ多くの方に育てられて、支えられてその場に立たせていただいていたのか、色んなことを感じながら、あっという間に過ぎていった尊い時間でした。

また、静岡西組としての慶讃法要も掛川市・蓮舟寺で執り行われました。井上見淳和上を講師でお迎えし、多くの教覚寺門信徒の皆様にもご縁に遇っていただきました。このように、今年は親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要の年でありましたが、実は正確には御誕生850年・立教開宗799年の年なんです。立教開宗(浄土真宗の教えが開かれた)の年というのは1224年と制定されていて、これは親鸞聖人の主著である『顕浄土真実教行証文類』に記されている「元仁元年」を根拠としています。従って正確には立教開宗800年は来年なのです。ということで、築地本願寺においては、親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要が来年4月26〜29日に勤修されます。教覚寺は4月28日(日)の午後の座に申し込みましたので、静岡の方はもちろん、普段なかなか教覚寺まで来ることのできない関東在住の門信徒の皆様にも是非ご参拝いただき、教覚寺門信徒同士の交流にもなればと思っています。1月の月報に案内を載せましたので、ご都合つく方はお早めにお申し込みください。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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