大谷分骨&本山参拝
昨日、8名の御門徒さんと前坊守と私の計10名で、大谷本廟への分骨並びに本山への参拝に行ってまいりました。今年は例年に比べて少人数でしたので、大谷本廟では普段は行かない親鸞聖人の御荼毘所へもお参りさせていただきました。色んな思いの中で分骨されることと思いますが、親鸞聖人を慕い、そのご遺骨の一部を聖人のお側へという浄土真宗伝統の習慣が、あの場へ行くと尊く、また有り難く感じます。
ご本山では例年どおり、阿弥陀堂と御影堂でお参りした後、普段は非公開の国宝「書院」や「飛雲閣」などを拝観し、解散しました。私が引率としてご一緒させていただいたのはこれが2回目で、前回は2016年のことでした。大谷本廟やご本山でそれぞれ色々と説明をさせていただきますが、まだまだ勉強不足で知らないことも多く、もっとしっかりとご説明できるようにならなければと心に誓ったことでした。今年度ご一緒してくださった方々には申し訳ないことでしたが、無事トラブルもなく時間通り終えられたことだけは、よかったと思います。ありがとうございました。
学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。