住職&坊守のおてらダイアリー

教覚寺はなまつり2024

心配された天気も快晴となる中、本日教覚寺はなまつり2024が開催され、およそ150名ほどの老若男女がお参りくださいました。はなまつりは新一年生のお祝いも兼ねており、今年は12名の新一年生が参加してくれました。一人一人名前を呼びましたが、みんな大きな声でお返事できましたし、その愛らしい姿で灌仏(誕生仏に甘茶をかける作法)をしてくれました。本堂にいた皆様も、孫やひ孫を見るようにうっとりとした気分でご覧になっていたようでした。また、今年は同じ仏教徒であるベトナムの方々もお参りくださり、献灯にもご協力いただき、また喫茶コーナーではベトナムのお茶も提供してくださいました。砂糖も入っていないのに、甘さがはっきり出るお茶で、とても美味しかったです。こうして年齢や国籍の枠も超えて、仏さまを中心に仲間が集うというのは、とても嬉しいことでした。また式典中の「お釈迦さまクイズ」、今回も盛り上がってくださいました。

式典の後は境内にて子ども縁日。大勢のキッズサンガクラブの皆さまが、これまた大勢の子ども達を楽しませてくださいました。子ども達も大盛り上がりでした。また教覚寺会館ではバザーや喫茶コーナーが開かれ、ゆっくりしていただきました。

さらにスペシャルライブはウクレレバンド「アンクル・パラダイス」による演奏。楽しい音楽で皆さまを楽しませてくださいました。普段お寺ではなかなか見られない前住職のノリノリの様子もご覧いただけたかと思います。

とにもかくにも、大変盛り上がった今年のはなまつり。多くの方々にご尽力いただき、無事に終えることができました。片付けまで終了した後は、スタッフの皆様にささやかな食事をご用意させていただき、これまた大盛り上がりでした。ご協力くださった皆様、お参りくださった皆さま、ありがとうございました。教覚寺サンガは素晴らしい!!とあらためて感じた1日でした。

最後になりますが、昨日のパンやケーキ、そしてバザーやダーナショップでの売り上げ33,330円は全て能登半島地震の支援金として、送らせていただきます。ご協力ありがとうございました。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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