住職&坊守のおてらダイアリー

静岡西組親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要

本日、掛川市の蓮舟寺さまにおいて上記のご法要が勤修されました。静岡県の富士市以西10ヶ寺合同での法要で、本日のために組長を中心とした実行委員会が準備に準備を重ねてまいりました。そしてなんといっても会所となった蓮舟寺ご住職(組長)をはじめ蓮舟寺の坊守様、そして蓮舟寺門信徒の皆様が本当に細かいところまでご準備くださり、本日も裏方で様々に動いてくださってのご法要でありました。ちょうど1年前に勤めさせていただいた教覚寺の住職継職奉告法要の、実行委員会の皆様との準備が自然と思い出されました。

さて、この法要に先立って午前中は帰敬式が執り行われ、教覚寺門信徒5名も受式されました。また、そのうちのお一人齋藤さんは、本日受式された54名を代表して法名を拝受するという役も果たされました。厳かな雰囲気の中で執り行われましたが、帰敬式を受式された皆様、おめでとうございました。組長からは第2の誕生日というお話もありましたが、まさに仏弟子としての歩みのスタートです。ご一緒にご聴聞を続けてまいりましょう。

午後の法要には合計153名、教覚寺からは33名がご参拝されました。教覚寺から決して近くはありませんが、皆様ようこそお参りくださいました。私個人としては会奉行といって、法要全体を取り仕切る裏方を務めさせていただきました。この度のご法要は内容も盛りだくさんでしたので、とにかく時間通りに進行できるよう、司会の方とも連携をとりながら、動き回っておりました。動き回ったわりにはあまり効果的な仕事をしていない感じもしましたが、それだけ出勤されたご法中の皆様や実行委員の皆様が、打ち合わせ通りスムースに動いてくださったということだと思います。大きなトラブルもなく、予定時刻通りに終了できたのでホッとしたことでした。そのようなお役目上、教覚寺の皆様と色々とゆっくりお話しできる時間がありませんでしたこと、申し訳ありませんでした。

さて、この度のご講師である井上見淳和上の御法話はとても心揺さぶられるものであり、あらためて浄土真宗の御教え、阿弥陀さまのご本願の尊さ・有り難さ・ぬくもりを感じさせていただいたことでした。まだ興奮冷めやらぬ感じです。ちなみに、井上先生には2025年の教覚寺報恩講に御出講いただくことになっております。

最後に一つお願いです。本日ご参拝くださった皆様、ぜひサンガ・ポストに本日のご感想をお寄せください。他寺院でのご法要で、限られた人数しか参拝できませんでしたので、色々な方の感想で、より本日の雰囲気をお伝えできると思います。よろしくお願いいたします。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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