日々のこと
2025/02/04
坊守

思いやりの杖

暖かな日差しの中、ご門徒のNさんがお寺にみえました。プレゼント!と言ってお渡しくださったのは、長さが調節できる素敵な杖。
杖をついてお寺に参られた方が、本堂の中にお入りになる際、外で使った杖をそのまま中で使うことを躊躇われる方もいらっしゃるのではないか、と気付かれて、本堂で使用する専用の杖として、買ってきてくださいました。
思いつかれて、更に買ってきてくださって、本当に頭が下がります。「思いやりの杖」と名付けて、早速本堂の靴箱の脇に置きました。皆さま、どうぞご遠慮なく使用してください。

Nさん、ありがとうございました<(_ _*)>
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学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

