住職&坊守のおてらダイアリー

嬉しいお電話

先日、女性の方からお電話がありました。

電話越しに、このお声はどなただったかと、頭の中をフル回転させながらお話を聞いていくと、教覚寺のことをインターネットで調べて、初めてお電話してくださった事が分かりました。

そしてお電話をわざわざかけてきてくださった理由が、「教覚寺のご住職さんのお話をYouTubeで聞かせてもらって、感動して、嬉しくて電話をかけてしまいました」とのことでした。

詳細は書けませんが、住職の話を聞いて、「そうか、〜(亡くなった大事な方)は、この拝む手の中におるんじゃね」と嬉しくなったと聞かせて頂きました。住職の話(歌も)が染み込むように、頭の中に入ってきたそうです。

広島の方だったので、私も幼少時代を広島で過ごした事を話したり、楽しくお話しさせて頂きました。(住職は会議中で電話に出られませんでした)

このようなお電話をかけてきてくださった事が嬉しかったです。その方の喜びを共有させてもらい、そのお方が感じる仏教を聞かせて頂くことができました。住職の法話がインターネットを通して、どこへでも伝わっていけるのだと思いました。

その後、住職本人にも直接お話したいと、またかけ直してくださいました。住職は照れながらその方とお話を重ね、感謝しておりました。

guest
0 コメント
Inline Feedbacks
View all comments
ダイアリートップへ

PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

カテゴリー

月別で見る