住職&坊守のおてらダイアリー

行ってまいりました!そして壮年会&ダーナ作業

坊守から報告がありましたように、13日から16日まで、京都ご本山・西本願寺の常例布教に行ってまいりました。10年振りの常例布教でしたが、10年という時の流れの速さに驚いています。しかし、前回よりも多少は落ち着いてお話しできたのは、教覚寺での門信徒会例会やご法事、そして様々な教化団体、さらには色々なお寺様でもご縁いただき、それぞれの機会に何度も何度もお取り次ぎさせていただいてきたからであり、本当にたくさんのお育てをいただいてきたのだなぁと改めて感謝の念を抱いたことでした。初日は静岡から駆けつけてくださった方もいて、心強く、またYouTubeでも御聴聞くださった方もたくさんおられたようで、心より御礼申し上げます。毎朝4時半起きで、徐々に体力が削られていくような感じでしたが、おかげさまで無事最後まで務めることができました。尊いお育てを賜りました。

さて、帰ってきて次の日(昨日)は壮年会の例会です。蓮如聖人の御文章を紹介させていただきながら、本願・信心・念仏についてお話しさせていただきました。しっかりとお聴聞した後は、恒例の喉を潤す時間です。昨日も大変盛り上がりました。壮年会は2年後に結成50周年を迎えます。2年後に向けて壮年会の機運も高めていきたいと思います。

そして本日はダーナ作業日ではありませんが、ターナショップスペシャルが近づいてきたということで、有志の皆様が、遅くまでご奉仕くださいました。先日も書きましたが、今月23日と24日の開催です。皆様、ぜひご予定ください。ダーナショップクラブの皆様、ありがとうございました。
そしてそのダーナ作業をしていただいている時、ある外国人が境内を見ておられたので話しかけたところ、ドイツから観光に来ていて、ある店でコーヒーを飲んで、その店員さんに仏教に興味があると言ったら、教覚寺を紹介されたということでした。何とその店は私の妹の店でした笑。英語で少し仏教、特に浄土真宗のことについてお話ししましたが、なかなか難しいものですね。英語法座のように原稿をつくって準備するのとまた違って、自分の実力不足を痛感しました。しかしながら、ドイツ人のロバートさんはすごく喜んでくださったので、ホッとしました。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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