住職&坊守のおてらダイアリー

義捐金送金&刑務所

本日、「一般社団法人えんまん」に、皆様からご協力いただいております能登半島地震支援金を10万円送らせていただきました。えんまんの皆様は、今現在も2日に一度のペースで、手作り弁当200食や行政だけではカバーできない乳製品や果物、生鮮食品などを中心とした食料をを輪島市へ届けてくださっています。震災から3ヶ月半経ちましたが、まだまだ復興とは程遠い現実があります。メディアでも取り上げられる頻度が減ってきましたが、現地では必死に復興活動が行われています。私たちにとって、なかなか現地まで行って作業することは簡単ではありませんが、できることは継続的にさせていただきたいと思います。今後もしばらくは能登半島地震の支援金として、法要時などご協力をお願いしてまいります。できる範囲で引き続きご協力のほど、よろしくお願いいたします。

また、本日は先週に引き続き刑務所に行ってまいりました(先週は静岡刑務所はなまつり法要でした)。新しく刑務所に入所してきた方々への講義と言いましょうか研修の一コマを、今月から担当させていただくことになりました。月1回のペースでこれからも続けていくと思います(毎週あるのですが、他の先生方と分担しています)。今日は私にとって初めての経験でしたので、そのような話でよかったのか、被収容者の方々にはどのように聞こえただろうか、心配はつきませんが、引き受けた以上は、少しでも彼らが刑務所での生活を目的意識を持って有意義に過ごし、社会復帰してもらえるよう、微力ながら務めてまいりたいと思います。法話とは違う緊張感がありましたが、とりあえず1回目を終えてホッとしています。

そして、坊守からも投稿がありましたが、今境内の花々がきれいに咲き誇っています。つつじも綺麗に咲き始めました。特に行事のない日でも、近くに来られた際はぜひ境内の植物をご覧ください。寂静庵となりの花壇も色とりどりの花が咲いていますよ。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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