住職&坊守のおてらダイアリー

長い1日

昨日は富士市にあるブラジル人学校の勤務日でしたが、電車ではなく車で行きましたので、8時の出勤時間に間に合うよう、普段より少し早めに出発しました。休憩時間には、ちょうど一年前の夏にブラジルへ帰国するため退職した先生が、日本在住の娘さんが出産されたことで再来日しており、学校へ寄ってくださいました(上の写真は久しぶりに会う生徒たちと先生)。わざわざ私の週一回の勤務日である火曜日にあわせて来てくださったのも嬉しかったです(たまたまだった?)。ブラジルへはいつ来るのかと聞かれましたが、残念ながらなかなか行けそうもありません。もう少し近ければいいのですが。。。

さて、学校終了後は同じ富士市の常願寺様へ向かい、坊守様のお通夜にお参りさせていただきました。長きにわたって療養されており、家族の献身的な介護もずっと聞かせていただいておりました。私自身もお元気なころは色々な折にお世話になったことでした。お通夜での組長の御法話はとても有り難く、坊守様を一緒に偲ばせていただきました。また最後、副住職様もとても気持ちのこもった素晴らしいご挨拶をされ、そこにいるすべての方々が、悲しみの中にも何か温かいものを共に感じたことと思います。坊守様への感謝とともに、お念仏申させていただきました。

その後清水の妙生寺様へ移動し、仏壮記念日研修会、並びに組慶讃法要についての準備会が行われました。お通夜後ですので、会議が始まったのが21時くらいで、その後23時過ぎまで会議は続き、帰宅したのは深夜12時直前でした。妙生寺様から一番近いのは私で、掛川や湖西のお寺様もいらっしゃいましたので甘えたことは言えませんが、朝も早かったので、とにかく長い1日でした。。。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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