住職&坊守のおてらダイアリー

総代会・門信徒会例会・総代世話人会

長い1日が終わりました。午前10時半からは総代会。総代・顧問・会計の8名にお集まりいただき、昨年の回顧、門信徒会会計決算、継職事業決算、今年の予定、門信徒会系予算などを協議いただきます。総代会での協議を経たものを、15日の門信徒総会にてご報告させていただきます。

総代会に引き続いて午後2時からは門信徒会初例会。87名がお参りくださいました。新年なので、連絡事項も沢山ですが、今年も法語カレンダーの言葉を味わわせていただきます。今月は「親鸞聖人の出現は私一人のためであった」という横超慧日先生の言葉と、「この世のことは何事も何事もお念仏の助縁」という信楽峻麿先生の言葉を味わわせていただきました。聴聞するというのは浄土真宗の御教えはこういうものであるということを客観的に学ぶというよりも、私ごととして一人称で向き合うことであり、そこに心揺り動かされるものがあるのだと思います。親鸞聖人が「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなりけり。」と感動されたように、横超先生もまた、親鸞聖人がこの世にお出ましになり、浄土真宗を開いてくださったのはまさに私のためであったと感激されているお言葉です。また色々なご縁のつながりの中でこのみ教えに出遇わせていただいていることにも、信楽先生のお言葉を通して味わわせていただいたことでした。

さて、昼の例会が終わりましたら16時から総代・世話人会。総代会での内容を今度はお世話人さんにご報告いたします。年始のお忙しい中ですが、大勢のお世話人さんがお集まりくださいました。

そして最後は門信徒会例会夜の座です。19名がお参りくださいました。昼と夜合わせて106名のご参詣。今年もまた沢山の皆様との例会スタートとなりました。有難いことです。ちなみに昨年は56名が皆勤賞で休まず例会にお参りくださいました。昨年で5年連続皆出席が5名、10年連続皆出席が6名、15年連続皆出席が3名と記録ラッシュな年でしたが、今年も是非1回でも多くご聴聞いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

1日が終わりさすがに疲れましたが、こうして35年間勤めてきたんだなぁと、あらためて父のことを知るご縁にもなっています。

お参りくださった皆様、総代世話人会の皆様、ありがとうございました。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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