慈光院盂蘭盆会法要出講
本日7月14日は、曽祖父である教覚寺第19世住職釈乗心の祥月命日です。1983年、今から39年前の今日往生いたしました。私もまだ3歳でしたので、はっきりとした記憶はあまりありませんが、一緒に住んでいたのは何となく覚えています。現在の教覚寺の礎を築いた先先先代を偲びながら、家族でお参りさせていただきました。
さて、昨日は築地本願寺の分院である慈光院(墨田区)の盂蘭盆会法要に出講して参りました。午前と午後の二座です。午前の座は、慈光院が運営している江東学園幼稚園保護者対象の聴聞会も兼ねていて、本堂に入りきれないほどの園児の保護者たちがお参りくださいました。お寺で仏さまのお話を聞いたことがない保護者もいたようですが、なぜ教えを聞くのかということも含め、お盆のお話を1時間させていただきました。皆様熱心に聞いてくださり嬉しかったです。午後の座も、御門徒の皆様が熱心にご聴聞くださり、一緒に浄土真宗のみ教えを訪ねさせていただきました。
話は変わりますが、先日の法要でもご協力いただきました、宗派の「子どもたちの笑顔のために募金」として、これまでのものと合わせて37,000円をご本山にお送りいたしましたので、ご報告させていただきます。今回で10回目の送金となります。変わらぬご協力に、心より感謝申し上げます。
学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。