お聖教を読む会&ポーランドとの交流会
本日は第90回お聖教を読む会で、お昼は21名夜は7名、計28名がご参加くださいました。『浄土和讃』の11首をみんなで読みました。最後に参加者の感想や味わいを聞かせていただくのも、すごく有り難い時間です。また、和讃は七五調なので色々な作曲家たちが曲をつけてくださっていて、前住職が歌いながら紹介しています。詳しくは前住職日記をご覧ください。
私は夜のお聖教を読む会は失礼をして、静岡市国際交流協会主催のポーランド人との交流会に参加させていただきました。今日はロシアのウクライナ侵攻が始まってちょうど1年です。1年間ずっとウクライナの人々を支援されてきた坂本龍太朗さんが教頭を務めるワルシャワの日本語学校の生徒さん達との交流でしたので、冒頭坂本さんからもウクライナの現状をお聞きすることができました。まだまだ収束が全く見えない中、支援の必要性は高まる一方であるということ。そしてちょうど1年で少しメディアも取り上げているが、これももう少しすると徐々に忘れられていく。しかし、現場では長期戦になればなるほど、そしてたとえ終戦になったとしても苦しんでいるウクライナ人が沢山いることは忘れないでいただきたいと、お話しくださいました。継続的な支援が必要であるということをあらためて感じました。複雑な思いになりながらも、いざ交流が始まったらポーランドの方々と静岡の方々と楽しくお話ができました。日本語もとても上手でスムーズな会話ができ、また20年近く前にポーランドに行った時のことを懐かしく思い出しました。
学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。