住職&坊守のおてらダイアリー

住職が選ぶ2023年教覚寺5大ニュースvol.5

いよいよ今日は大晦日。明日は新年を迎えます。昨晩は教覚寺総代の小山家で家庭報恩講をお勤めいたしました。小山家は毎年年末のこの日に報恩講をお勤めされていますが、代々お餅の串盛り(おけそくと言ったりもします)を手間ひまかけて作り、お供えされています。確実に次の世代にも引き継がれていて、高校生のお孫さんもとても上手にお華束(おけそく)を作れるようになりました。作る様子がインスタグラムにアップされていますので、よろしければご覧ください。
https://www.instagram.com/p/C1eQY5pyOW-/
本当に手間がかかっていますが、ある先生が仰っていた、私たちは仏様に手間をお供えしているんですよという言葉を思い起こします。まさに小山家のお仏壇のお荘厳から、大切なものを学ばせていただいているような気がします。

さて、本日は2023年教覚寺5大ニュース、ついに第1位の発表です。それではまいります。ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカ、ジャン!!第1位は「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要へ団体参拝」です。京都ご本山・西本願寺への団体参拝は、2017年伝灯奉告法要以来6年ぶりでした。もちろん、住職となってからは初めてです。今回は法要の人数制限もあり、2コースに分かれて合計30名の方にご参拝いただきました。A日程は4月27〜28日。本当にたまたまですが、ちょうど私が記念布教をさせていただく日に重なり、本願寺御影堂でご聴聞していただきました。また、その後は奈良県橿原市へ移動して懇親を深め、観光もして帰って来られました。B日程は京都日帰りの弾丸ツアーとなりましたが、慶讃法要意外にも、それなりに観光もし、懇親も深めて帰ってくることができました。両日程とも参加者はとても喜んでくださいましたので、ホッとしたことでした。次回は、2024年4月28日(日)に築地本願寺慶讃法要へ団体参拝する予定ですので、ぜひ多くの皆さまとご縁に遇わせていただければと思います。

今年も1年間大変お世話になりました。来たる2024年も、何卒よろしくお願いいたします。
早速1日午前7時より修正会が執り行われます。少し朝早いですが、新年は正信偈のお勤めから始めませんか?皆様のご参詣を心よりお待ち申しております。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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