住職&坊守のおてらダイアリー

東京教区各地よりお参りくださいました

親鸞聖人750回大遠忌法要が今から12年ほど前に勤修されましたが、その記念事業として「親鸞聖人のみあとを訪ねて~稲田から本山へ歩く~」という企画がありました。親鸞聖人がお住まいであった関東(茨城県)から京都へお帰りになられたルートを実際に歩いてみようということで、1日20kmほど歩いては、また後日そこから始めていくという長期間にわたる企画でした。その企画を通して出遇った仲間が毎年同窓会のようにしてお会いされているとのことなのですが、今年は静岡でその会が開かれるということで、茨城・栃木・東京・神奈川各都県よりお同行(おどうぎょう)の皆様が教覚寺にお参りくださいました。

実はその仲間のお一人が今年の7月に御往生されたこともあり、教覚寺ではみんなで追悼法要もお勤めしたいということで、正信偈のお勤めと御法話もさせていただきました。私もよく存じ上げる方で、本当に寂しさや悲しみでいっぱいでしたが、偲ばせていただきながら南無阿弥陀仏のお心を皆様と訪ねさせていただきました。そして夜は食事を私もご一緒させていただきました。日頃からそれぞれのお寺や教区で活動されている方ばかりなので、いろんな話で盛り上がりましたし、様々な本音トークも聞かせていただきました。そういう意味でも私にとってとても貴重な時間でした。

ようこそお越しくださいました。有り難うございました。

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m.i
m.i
6 ヶ月 前

お世話になりました。皆様から、ねぎらいとお礼のメッセージが着ています。お念仏を喜ばれる仲間とのご縁に、あらためて感謝、ありがたいことです。南無阿弥陀仏

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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