住職&前住職が選ぶ2022年教覚寺5大ニュースvol.1
早いもので今年も残り5日となりました。毎年恒例となっている教覚寺5大ニュースを私も引き継ぐことにいたしましたが、よく考えると今年の前半はまだ前住職が住職でしたので、今年は前住職と2人で5大ニュースを選ばせていただきました。
それでは、今日は早速第5位!といく前に、少し特別編ということでご紹介いたします。今年教覚寺の御門徒3名が宗門褒章を受けられました。森田篤さん、井野盛夫さん、勝山純一さんの3名です。教覚寺門信徒会会長及び責任役員として、長きにわたって前住職・前坊守を支えてくださった功績が宗派より認められ、この度の受章となりました。昨年勝山さんがご往生され、さらに今月24日に森田さんがご往生されました。寂しい限りですが、御念仏のみ教えは死んで終わりのいのちではなく、今この瞬間も仏さまとしてこの私を導いてくださっていると受け止めていく教えです。寂しい中にも確かに繋がっている安心を、お念仏の声に聞かせていただきたいと思います。そして11月には新たに2名の門徒推進員が誕生いたしました。山本孝さんと加村真人さんです。京都・ご本山で3泊4日の中央教修を受けられ、晴れて門徒推進員となられました。おめでとうございます。
それでは、第5位の発表にいきます。第5位は「月報600号突破」です。
ちょうど50年前の昭和47年、祖父である前々住職が継職したその年に「月のお知らせ」としてがり版刷りの印刷物をお配りしたのが最初で、今年の7月に600号となりました。私が住職を継職して9回作りましたが(来月分も出来上がりました)、1ヶ月経つのは早く、なかなか大変な作業です。しかしながら、50年続いてきたこのお便りは、なんとしても続けていきたいと思っていますので、是非ご家族皆様でお読みください。
学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。