住職&坊守のおてらダイアリー

少年会・壮年会・女性の会・総代世話人会

昨日はお寺で3つの行事がありました。
午前中は、少年会・壮年会・女性の会の役員さんと当番の方々、総勢60名を超える方々にご奉仕いただき、教覚寺の大掃除が行われました。まずはみんなでお勤めした後、境内の落ち葉、本堂や会館の網戸や窓、高いところの掃除、空調や空気清浄機のフィルター、側溝内の清掃などなど、普段手の届かない場所まで、綺麗にしていただきました。おかげさまで、教覚寺全体がピッカピカになりました。子ども達は毎年落ち葉拾い担当ですが、一生懸命掃除してくれました。中には、「もう10時間くらい落ち葉拾いしたい」と言ってくれた子もいました。そのとなりで、「私はもう20時間くらいやりたい」と張り合っていたのが可愛らしかったです。少年会・壮年会・女性の会の皆さま、ご奉仕まことに有り難うございました。

午後は女性の会の例会。40名がご参加くださり、今回は死を通して生を見つめるワークショップということで、ペアになってお互いに人生を振り返りながらインタビューをして、その方の弔事を作成するというワークにチャレンジしました。皆さま熱心に取り組んでおられ、感情を込めて読まれたので、涙されている方もかなりいらっしゃいました。これまでの人生こんなことがあった、こんなことを大切にしていた、そういうことを振り返るなかで、それぞれの「今」をどう過ごしていくかにもつながっていったら幸いです。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

夕方からは総代・世話人会。今年1年間大変お世話になったお礼も兼ねて、お食事を用意させていただき、大いに盛り上がりました。こうして、ゆっくり色々とお話しできる時間はとても貴重です。また、昨日は皆さまから温かいメッセージをいただき、あらためて皆さまに支えられての住職・坊守であることを実感いたしました。ありがとうございました。引き続き、来年からもよろしくお願いいたします。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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