元気いっぱい「少年会」
昨日は、またまた住職になって初めての少年会でした。
5月の少年会は毎年お参りの後、11月に掘りに行くお芋の苗植えを体験させていただいています。キッズサンガクラブの若林さんの畑でさつまいもの苗を植えて、そして遠足として県立美術館前の芝生広場へと出かけました。
第1部のお参りでは、いつもの通り「らいはいのうた」をおつとめして、仏さまのお話と続きます。今回は新1年生も新しく例会に参加してくれていることもあって、お念珠やせいてんの作法をまず確認しました。その中で、言葉で出遇うことができるという仏教のお話から、せいてんを通してお釈迦さまや親鸞さまにも、そして阿弥陀さまへのご挨拶「南無阿弥陀仏」を通して、阿弥陀さまにも出遇っているということをお話しさせていただきました。
そして2部はいよいよお楽しみの苗植えです。畑へ着くと、これもいつものように虫やカエルなどを探す子どもたち。初めてお芋の苗を植える子もいましたが、上手に植えることができました。ここでも若林さんを始めキッズサンガクラブの皆さまが、準備から車の交通整理、苗植えのお手伝いなど、朝早くからご尽力くださいました。苗植えはあっという間に終わり、お礼をして県立美術館前芝生へ移動。みんなでおむすびを食べた後は、紙飛行機大会。こちらもキッズサンガクラブの小山さんを中心に、世界記録を出した紙飛行機の折り方を教わり、みんなで飛ばしまくっていました。最後は、子どもに人気のテレビ番組「逃走中」的な鬼ごっこで締めくくり。大人2名(保護者の山本さんと私)がハンター(いわゆる鬼ごっこの鬼役)となって、3分間逃げ切れるかというチャレンジです。3分と聞くと短いと思われるかもしれませんが、追いかける私は1分過ぎたあたりからもうフラフラになってきまして、なかなか捕まえることができませんでした。運動不足を痛感します。しかし逃げる子どもたちは楽しそうでした。単純な遊びですが、走り回るのが楽しいようですね。
今回は子ども27名に、保護者やキッズサンガクラブの皆さま合わせて総勢55名のご参加をいただきました。子どもたちの成長を、本当に多くの御門徒の皆さまに見守っていただいています。仏法でつながった家族「法縁家族」のコンセプトをこれからも大切にしていきたいと思います。キッズサンガクラブの皆さま、保護者の皆さま、参加してくれた子どもたち、ありがとうございました!!
学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。