住職&坊守のおてらダイアリー

盂蘭盆会法要2日目

少しご報告が遅くなってしまいましたが、7月16日(日)は教覚寺盂蘭盆会法要の2日目で、午前中に初盆の方の法要、そして午後は一般の盂蘭盆会法要が執り行われました。初盆会には81名が、午後の法要には63名がお参りくださり、1日目と合わせると289名のご参詣でした。また、YouTubeでも午前は16名、午後は25名が画面上でお参り&ご聴聞いただいたようで、オンライン参拝も合わせると、2日間で延べ342名となりました。ようこそようこそお参りくださいました。

ご講師の松月先生からは、本当に浄土真宗の一丁目一番地である、阿弥陀さまのご本願をお取り次ぎいただき、また午後の座では、門信徒からいただいた疑問について、丁寧にお話しくださいました。質問を寄せてくださった方も大変喜んでおられました。問いを持ちながらご聴聞させていただくと、普段とはまた少し違った感覚で聞こえることもあるかもしれません。もちろん、私たちは真剣に聞いていく先に救いが届くのではなく、もうすでに阿弥陀さまの先手のはたらきによって救われていたということを聞かせていただく宗教ですが、蓮如上人も「ただ物を申せ」と仰っているように、色々と聞かせていただいたことを言葉にしてみることや、疑問に思うことを質問してみる大切だと思います。是非また日頃ご聴聞する中で質問などありましたら、遠慮なくお聞かせください。ご一緒に考えてまいりましょう。

多くの皆さまのおかげにより、2日間無事に盂蘭盆法要を勤めさせていただくことができました。有り難うございました。また、ご参拝の皆さまには両日共に、東北や熊本の物産とダーナショップでもたくさんご協力いただきました。重ねて御礼申し上げます。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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