住職&坊守のおてらダイアリー

宗祖降誕会法要&九州県人会

親鸞聖人御誕生からちょうどぴったり850年経過した21日に、宗祖降誕会法要を門信徒の皆様とともにおつとめいたしました。午前の座には60名、午後の座には57名がお参りくださいました。また、YouTubeのライブ配信でも、午前は24名、午後は14名がご参拝くださいました。
ご講師の舟川先生には、親鸞聖人がお示しくださったお念仏のお心をお取り次ぎいただきましたが、今ここに、この私に阿弥陀さまが届いてくださっているから、この口からお念仏がこぼれ出てくださっているんですね。親鸞聖人がこの世にお生まれになってまさに850年が経ったその日に、皆様と一緒に阿弥陀さまの願いを聞かせていただきましたこと、本当に嬉しく、有り難い時間でした。舟川先生、そしてオンラインも含めご参拝くださった皆様、ありがとうございました。当日の様子はお寺のアルバムでもご覧いただけます。

法要終了後は九州県人会。昨年は茶話会でしたので食事会としては4年ぶりの開催となります。九州に縁のある21名と、九州から来てくださったご講師の舟川先生、そして門信徒会長の小山さん(小山さんも九州に住んだご経験があるようです)も加わっていただき、久しぶりの食事会を楽しみました。皆様から近況報告などもいただき、原野さんの故郷何でもランキングや、最後は炭坑節で盛り上がりました。大相撲は、名古屋場所や大阪場所など、都市名で呼ばれるが、福岡開催の時は福岡場所ではなく九州場所と呼ばれるように、九州で一つみたいな感覚があるんですという話を聞きました。確かに県は違ってもなにか連帯感のようなものを感じます。旧帝大も、ほとんどが都市や都道府県名ですが、東北大と九州大だけは地方名ですね。ご参加の皆様楽しんでくださいまして、これまで隔年で行ってきましたが、ぜひ来年もという話になり、この県人会は毎年開催になりそうです。こうやって静岡の地で同郷の方々に会えるというのも、不思議なご縁でありますし、浄土真宗のみ教えで繋がっているということがこれまた有り難いことだなぁとあらためて感じておりました。今年は欠席された方も、ぜひ来年お待ちしております。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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