住職&坊守のおてらダイアリー

少年会とキッズサンガクラブ、そして境内清掃

ご報告がすぐ出来ずすみません💦

日曜日は少年会がありました。今回は、3連休の中日、そして様々な病気が流行っているからか人数は少なかったですが、アットホームな雰囲気でした。いつものようにお勤めをして、住職の法話を聞いた後は、お楽しみの時間。

今回は、茶道に触れてみました。お茶の先生をお呼びして(ご本人も、娘さんが小学生の頃に少年会に一緒に通ってくださっていました)、カジュアルにお茶会をしました。

お茶を立てておもてなしする側と、頂く側に分かれて、それぞれの側からの所作を通して「相手に対する思いやりの心」を学びました。茶道には、所々に、相手や物を思う心を示す所作があるのですね。茶道を通して、昔から日本人には相手を思いやる心を大事にする文化もあったのだと感じられ、大事な心を引き継いでいる誇れる文化だと改めて学びました。

今回お世話になった先生も、茶道を決して敷居が高いものと思わず、気軽にお茶を楽しんでほしいとその思いを語って頂きました。

子どもたちが礼をする姿は可愛く、にがーいと飲めない子がいたり、美味しいと感動している子がいたり、とても微笑ましく、良いお茶会が出来ました。

その後、子どもたちは報恩講で飾られる竹灯明に巻く絵を描いてもらいましたが、その間保護者の皆さんもお茶を立てる体験をさせて頂きました。先生と保護者の皆さんとお茶に関するお話で花を咲かせ、とても興味深い話を色々聞けました。こういう時間も持てた事が、とても嬉しかったです。

続けて、月曜日のご報告です。

キッズサンガの皆さまが集まり、近年、報恩講で飾っている竹灯明の準備作業を行いました。

計15名ほどの皆さまが集まり、和気藹々と作業を進めていきました。強い日差しの中、汗をたっぷりかきながら。

両足のスニーカーの底が剥がれるというハプニングがあった方もありながら、ずっと関わってきたメンバー、新しく参加されたメンバー、所々で笑いあり、笑いあり、笑いあり。

今年の報恩講も素敵な竹灯明が飾られるかと思います。少年会の子どもたちが描いてくれた竹灯明に巻く絵のテーマは、阿弥陀様や親鸞さま。こちらもとても可愛らしく、素敵です。

※ 報恩講は、10月14日、15日の2日間です。ご予定を空けて、ぜひお参りください。

また、本日は境内清掃があり、中西部の皆さまにお越し頂きました。15人程の皆さんにそれぞれの場所で清掃に力を入れて頂いて、境内や寂静庵、お寺前の歩道、裏の駐車場まで綺麗にして頂きました。こちらも止まらない汗をぬぐいながら、力を尽くして頂き有難うございました🙏🙏!

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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