門信徒会例会
早いもので、もう6月になりました。台風が近づいて来ている中、お昼の座には77名が、そして夜の座には23名がお参りくださいました。
5月28日築地本願寺降誕会法要の際に行われた教区功労者表彰にて教覚寺門信徒の小山恵司さん、小山澄乃さん、若林洋子さんの3名が表彰されましたので、法話に先立って皆様の前で表彰・代読させていただきました。3名とも昨年までの10年間、1回も門信徒会例会(常例法座)を休まず皆出席されたこと、そして教化団体や境内美化など多方面にご尽力くださったことが評価されての受賞でした。おめでとうございました。
そして法語カレンダーの今月の言葉「信は如来の生命なり(小山法城師)」を味わわせていただきました。浄土真宗の信心というのは、自分で作り上げる心ではなく、阿弥陀如来から賜りたるものです。だからこそ親鸞聖人は、師である法然聖人の信心も親鸞聖人の信心も同じであると仰ったのでした。まさに私が仏になるための全てを阿弥陀さまの側でご用意くださり、そのはたらきを疑いなく(「疑わない」ではなく「疑いがない」)いただいて、阿弥陀さまのすくいにおまかせした状態が信心ということなのです。そのすくいのはたらきはすでに南無阿弥陀仏という声のお姿となって私に至り届いてくださっています。
本題とは全く関係ありませんが、今月は小山和上の言葉ということで、馴染みのある名字だなぁと思いながら、勝手に教覚寺門信徒の名字が多いランキング(家族単位)を調べてみました。第1位は田中家でした。第2位は鈴木家、第3位が清水家と続き、第4位は杉山家、第5位が同数で佐々木家、大橋家、大村家でした。調べるきっかけとなった小山家は11番目に多い名字でした。必ずしも全国的に多い名前ばかりというわけでもないのが面白いですね。インターネット情報によりますと、全国の名字トップ5は佐藤さん、鈴木さん、高橋さん、田中さん、伊藤さんだそうです。大橋さんや大村さんは100位にも入っていませんでした(大橋さん141位、大村さん345位)。ちなみに、南荘は67288位とのことでした。。。
学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。