住職&坊守のおてらダイアリー

教誨師として

本日、ホテルグランヒルズにて静岡県教誨師会定例総会、並びに東京矯正管区教誨師研修静岡大会の実行委員会に参加してまいりました。県教誨師会は前住職が会長を拝命していますが、私も一教誨師として関わらせていただいています。

教誨とは、全国の刑務所、拘置所、少年院等の矯正施設において、死刑確定者、受刑者、非行少年等の被収容者からの願い出に対し、各教宗派の教義に基づき、徳性を涵養し、人間性の回復を図る働きかけを行うことです。この活動を民間ボランティアとして無償で行っている宗教家が教誨師です(全国教誨師連盟HPより)。

いよいよ教誨師の大きな大会が迫り、今日は本番のリハーサルも行われました(なので総会もホテルで開催されました)。実行委員長の父は大変そうですが、私も実行委員として、しっかりとイメージして当日に臨みたいと思います。実行委員会後は懇親会もありましたが、宗派や宗教を超えて、色々な先生方とお話しできるのは、教誨師ならではの有難い経験でもあります。これからの時代の教誨についても、様々に意見交換ができ、非常に有意義な時間でした。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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