2024年
5月
「法縁廟」で一句!②
新茶の薫る季節、5月ですね。5月といえば21日が親鸞聖人の誕生日「宗祖降誕会」です。お寺では5月18日( 土)10時と14時から法要が行われます。
さてサンガ・ポスト特別企画として「門信徒川柳作品募集」を行っていますが、お陰様で、多くの方に投稿いただいております。テーマが「法縁廟」なので皆様の想いが伝わってきます。句の解説をつけていただくと更に味わいが深まると思います。まだまだ始まったばかりなので、引き続き投稿をよろしくお願いします。
テーマ以外でも、行事参加の感想、お知らせなどなんでも結構ですので、こちらも投稿をお願いします。(k.m)
門信徒が運営するコーナー。編集委員から投げかけられるお題に答えてみよう!門信徒同士の交流の場としてお楽しみください。
境内の その明るさに 驚愕寺
緑の帽子 花のツバ 水が琴弾く 法縁廟
十方の 光聚めて 法縁廟 お手々つないで 帰る家
本堂に 上る階段 廟会釈
廟入りて じぃー様 ばぁー様 皆元気
法縁の 廟にむかひて ただ無言
手をつなぎ 彼岸を抱く りゅうのひげ
白骨を 仏と収めて 法縁廟
だれもみな おんなじなのさ 法縁廟
じゃあまたね 今日も変わらず 法縁廟
木々の葉の 照り返してぞ 廟まもる
親鸞像 磨きて 朝の風薫る
境内清掃の時に、、。御院主さまが高く登られて、きれいにして下さった時のこと。
あな嬉し 光寿無量の法縁仰ぎ 手を合わすごと 母の笑顔
常磐地の 信徒の楽園 法縁廟 親鸞御守る 極楽浄土
あまりむつかしく考へず、法縁廟のありのままの姿を文字にしてみました。
皆一緒 み名を称えて 西方へ
ご縁に包まれた緑の丘は、いつもあたたかく迎えてくれる。参らずにはいられない。
蝶・バッタ 廟で静かに 手を合わせ
廟入りて 嬉し毎日 お経聞け
参拝の 人が来ぬ日も 寂しくないよ 親鸞様が すぐ横に
法縁廟 南無阿弥陀仏だけが つきとおる
法縁廟 南無阿弥陀仏だけが 通りぬけ
桜散りて 法縁廟に 絶えぬ花
桜餅 ひとつ残りし 法縁廟
葉桜や 憂きこともあり 法縁廟
報連相 法縁廟の 前に立つ
ナイスパー まだまだゆかんぞ 法縁廟
あて処なく 青葉通りを下り来て いつしか足は 法縁廟前
法縁廟 水琴窟は BGM
御門主の 記念樹とうとし白雲木 やさしく誘う 法縁廟
緑の円の華の縁 終わりがはじめのお浄土は 往くも還るも円の内
手を合わせ あなたとかたり 心を満たす ひとときを
お先した あなたに会える 法縁廟