2026年
9月
秋に見つけた 小さな「ありがとう」
暑かった夏も過ぎ、少しずつ秋の気配を感じる季節になりました。9月といえば彼岸会、教覚寺では9月20日、21日で行われます。

さて、今月のお題は、秋に見つけた 小さな「ありがとう」です。9月は敬老の月でもあります。お元気なおじいちゃん、おばあちゃんへの「ありがとう」、お浄土へ還られた祖父母との懐かしい思い出。
孫ひ孫 じいじ大好き 又くるね
そして涼しい風、虫の声、実りの秋、おいしい食べ物……。身近なところにも、小さな「ありがとう」が見つかりそうです。家族や仲間、お寺でのご縁、秋の風や実りにも――。身近に見つけた小さな「ありがとう」を、短い文章や一句にしてお寄せください。(h.y & k.m)
門信徒が運営するコーナー。編集委員から投げかけられるお題に答えてみよう!門信徒同士の交流の場としてお楽しみください。
今年も、岡山からぶどうが届きました。優しい緑色のシャインマスカット、深い紫色のピオーネ。秋が口いっぱい広がります。ご馳走様のお電話で
「お元気ですか?」
「おかげさまで元気です。」
「お元気ですか?」
「はい、おかげさまで」
何気ない挨拶が来年も出来ますように、感謝しながら頂きます。
美味しそうな秋のお便りをありがとうございます。
「秋が口いっぱい広がります」という言葉に、
こちらまで秋の味覚をいただいたような気持ちになります。
そして「お元気ですか」「おかげさまで」。何気なく交わしている挨拶ですが、
こうして改めて読むと、とてもありがたい言葉ですね。
来年もまた同じ挨拶ができますように。
ぶどうと一緒に届いたのは、遠く離れた方との温かなご縁なのかもしれませんね。
風そよぐ
仏花 長持ち
する季節
夏場は花が傷みやすいですが、秋は比較的よい気がします。熱心に墓参りをしていた祖母は、夏場に花を替える頻度が高かったと言っていました。
よい気候なので、お彼岸のお参りは理想的だと思います。
とても生活感のある一句ですね。
「秋になって仏花が長持ちするようになった」という小さな変化から、
お墓参りをしていたお祖母さまの姿が思い出される。
そして、夏には何度もお花を替えてお墓参りをされていたお祖母さま。
仏花を通して、今もそのお姿が思い出されることが素晴らしいです。
秋のお彼岸、お祖母さまを思いながらのお参りも、また大切な「ありがとう」
の時間になりそうですね。
じいちゃんの自転車の後は僕の指定席。仕事で忙しい両親にかわり僕を自転車に乗っけて、静岡の町を東へ西へ色々な所へ連れて行ってくれました。あの時は言えなかった「じいちゃんありがとう」をお浄土に届けます。
風をきる ニケツ自転車 懐かしい
懐かしく、温かいお話をありがとうございます。
静岡の町を東へ西へ――風を切って走ったお二人の姿が目に浮かぶようです。
子どもの頃には当たり前だったことも、年月を重ねて振り返ると、それがどれほど
ありがたいことだったのかに気づかされますね。
あの時は言えなかった「じいちゃんありがとう」。
きっと大切な思い出とともに、お浄土へ届いていることでしょう。
「風をきる ニケツ自転車 懐かしい」
「ニケツ(二人乗り)」という言葉が、あの頃の少年に戻ったようで、
とてもいいですね。
私が生まれた時、祖父母はお浄土の住人でした。だから顔も知らず、話をしたこともありません。私がおばあちゃんになって孫って「目に入れても痛くない」って本当に可愛いものなんだと思いました。会ったことはないけど、お浄土で会ったら可愛がって下さいね。会えるのを楽しみにしています。祖父母から父母へ、私から子そして孫へご縁が続きますようにm(_ _)m
心温まるお話をありがとうございます。
お顔も知らないおじいさま、おばあさま。でも、ご自身がおばあちゃんになり、お孫さんの
可愛さを知ったことで、会ったことのない祖父母のお気持ちにも思いが届いたのですね。
祖父母から父母へ、私から子へ、そして孫へ――。
これからも、この温かなご縁が続いていきますように。