住職&坊守のおてらダイアリー

静岡西組秋の合同研修会

昨日、教覚寺にて静岡西組秋の合同研修会が開かれ、組内の7ヶ寺より合計77名がご参加くださいました。ご講師は群馬県よりお越しいただいた藤井智子先生です。

まず午前中は藤井先生によるワークショップ。ペアになって相手の描いた絵に対して質問をしながら、最終的にはその相手の絵に関する詩を作るというワークだったのですが、最初は皆様内容を聞いて不安そうだったものの、不思議なもので、絵の説明がそのままその方の人生というか生き様になっていたりして、色々なことを振り返ったり、本当に大切なものにあらためて気付かされたり、また他の寺院の方との交流になったりと、皆様それぞれに有意義な時間を過ごされていたように思います。最後はグループでその詩を発表し合いました。

そしてお昼ご飯をはさんで午後はまず仏教讃歌。前住職が担当しました。「旅ゆくしんらん」と「尽十方の無碍光は」の2曲をみんなで歌いました。そしてその後は藤井先生のご法話。「共に生きる」というテーマでお取り次ぎくださいました。ご法話をご聴聞させていただいた後は、交流会としてティータイムです。午前中のワークショプのグループに分かれて、色々とお話ししました。広域にわたる組なので、なかなか頻繁にはお会いできない方々ですが、こうして交流できる場はとても貴重だと思います。

そしていよいよ研修会も終了。最後は全員で写真を撮り、解散いたしました。とても充実した研修会でした。会所の住職として、無事に研修会を終えられたことにホッとしたことでした。それにつけても、こうして会所を引き受ける時、壮年会や女性の会の皆様が惜しみなくお手伝いくださるので、滞りなく研修会を進めることができます。本当におかげさまです。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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