住職&坊守のおてらダイアリー

7月門信徒会例会

昨日、7月の門信徒会例会が開かれ、昼の座には83名、そして夜の座には21名、合計104名がお参りくださいました。

今月も、法語カレンダーの「老いや病や死が人生を輝かせてくださる」という湯浅成幸師の言葉を味わわせていただきました。専門用語は何一つありませんが、すんなり頷けない内容かもしれません。世間一般では、むしろその逆なら納得できるものだと思います。すなわち、「若さと健康と生が人生を輝かせてくださる」。これなら多くの方がその通りだと仰るかもしれません。しかし、今月の言葉はその逆です。私たちの持ち合わせているものさしとは全く違う価値観、ものの見方を与えてくださるのが仏法であることを、篤信の念仏者である鈴木章子さんの詩などを紹介しながら味わわせていただきました。
また、今月の1曲は「尽十方の無碍光は」。親鸞聖人の「尽十方の無碍光は 無明のやみをてらしつつ 一念歓喜するひとを かならず滅度にいたらしむ」というご和讃に前住職が曲をつけたものを皆さまと歌いました。

皆さま、ようこそようこそお参りくださいました。ありがとうございました。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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