
5月の門信徒会例会

本日、5月の門信徒会例会が開かれ、昼の座は89名、夜の座は21名、合計110名がご参拝くださいました。ちょうど3年前の5月1日、私と坊守は継職させていただきました。それから丸3年が経ち、4年目に突入します。これまでも、仏祖はもちろん、多くの有縁の方々に支えられ、導かれながら何とか勤めてまいりましたが、引き続きよろしくお願いいたします。
さて、本日は療養中だった佐々木孝男さんが久しぶりにお参りくださり、総会の時にお渡ししたかった御礼を皆さまの前でお渡しすることができました。佐々木さんは門信徒会の会計や東部世話人を長きにわたってお務めくださり、昨年初めに体調を理由にご勇退されました。これまでのご尽力に対し、心より御礼申し上げます。有り難うございました。
そしてその後、門信徒会会長小山さんの粋な計らいで、この度の春の叙勲で瑞宝双光章を受賞した前住職に対し、門信徒会からサプライズでの花束贈呈がありました。本当にサプライズでしたので(昼の座に限り)、本人も驚いていました。ありがとうございました。


今月の言葉は近田昭夫師の「仏さまというのは向こうから私のところへいつも来ているはたらきです」。この言葉を皆様と一緒に味わわせていただきました。浄土真宗は私が何かをして救われる宗教ではなく、仏さまが私を救うための全てを整え、任せてくれよと届いてくださっていることをそのまま聞かせていただく宗教です。一般的な宗教のイメージと逆なんだと思います。「どうしたら大丈夫になるのか」ではなく「すでに大丈夫であった」ことを聞かせていただくのが浄土真宗のご聴聞です。
本日も大勢の皆さまとお参りさせていただき、4年目のいいスタートが切れました。ようこそようこそお参りくださいました。有り難うございました。


学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

