住職&坊守のおてらダイアリー

9月の門信徒会例会

昨日は、結果的にはそんなに雨も降らず心配したような天気にはなりませんでしたが、JR東海道線が終日運転を見合わせるなど台風の影響は大きく、先日お伝えしたように非公式にて門信徒会例会を開催いたしました。

非公式と発表し、問い合わせのあった方にはくれぐれも無理されないようにお伝えしておりましたが、そんな中、昼の座には60名、夜の座には16名、計76名もの方がお参りくださいました。今月も、法語カレンダーから「如来ご自身が南無阿弥陀仏となって衆生の前にあらわれてくださった」という寺川俊昭師のお言葉を味わいました。色も形もなければ言葉で言い表すことも思いはかることもできない世界(無量・一如・仏・さとり・法身などいろいろな言葉で表現されます)から、私たちが認知できるお姿となって、今ここに届いてくださっている、そのお姿こそ「南無阿弥陀仏」の声のお姿です。あなたを決して見捨てない、あなたを必ずさとりの世界へ生まれさせるとはたらいてくださる阿弥陀さまのおはたらきは、まさに「南無阿弥陀仏」と届いてくださるのです。『仏説無量寿経』に説かれた法蔵菩薩の物語をご紹介しながら、今月の言葉を味わわせていただきました。

皆様、大変な中、ようこそお参りくださいました。ありがとうございました。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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