七五三
昨日の午前中、七五三のお祝いを本堂にて行いました。3歳が3名、5歳が1名、そして7歳が3名、合計7名のお子様と、その家族がご参加くださいました。
人生の節目をお寺の阿弥陀さまの前で奉告するということは、とても尊いことだなぁと思います。これまでの「おかげさま」に感謝しつつ、いつもご一緒くださる阿弥陀さまのことを聞かせていただくご縁です。昨日もみんなでおつとめをして、仏さまのお話、そして記念品を贈呈させていただきました。子ども達には、法話に関してはどれほど伝わったかはわかりませんが、でも一番近い周りの大人(家族)が仏さまを大切にする姿を通して、何か伝わるものがあるのだろうなと思います。これからの人生、嬉しいことも悲しいこともたくさん経験していくと思いますが、つねに「あなたを見捨てない」とご一緒くださる阿弥陀さまのお慈悲を依りどころに、生きていってほしいなと願っています。教覚寺では七五三の他にも、初参式や成人式、結婚式、銀婚式、金婚式など、人生の節目のお参りを随時行っていますので、該当される方は是非お問い合せください。
七五三の式後には、恒例の坊守による絵本や紙芝居の読み聞かせがあり、子ども達も盛り上がっていました。ご参加くださった皆さま、おめでとうございました。
学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。