京都・西本願寺へ

昨日、ご本山西本願寺へ日帰りで行ってまいりました。静岡を朝早く出て、午前中は御影堂にて御正忌報恩講の日中法要にお参り、その後は聞法会館にて特別公演、真宗大谷派僧侶の鈴木君代さんの音楽法話をご聴聞させていただきました。

まず法要ですが、やはり本願寺の報恩講法要は圧巻です。こうやって何百年とわたって親鸞聖人の御命日の法要が勤まってきたんだなぁと感無量でした。雅楽の奏楽員だけで100名は超えていると思います。荘厳な雰囲気の中、声高らかにお念仏申させていただき、お正信偈のおつとめをさせていただきました。ただ、ものすごく寒かったです。
そして特別講演もまた、素晴らしいご縁でした。鈴木君代さんのお話（ギター片手にお話と歌）は何度か聞かせていただいたことがありますが、あらためてその力強さと、ストレートな言葉に感銘を受けました。また機会があれば教覚寺にもお招きしたいと思います。

さて、午後からは私が講師の一人を務めさせていただいている「お寺のビジョン作成研修」の修了者フォローアップ研修会があり、参加いたしました。この「お寺のビジョン作成研修」自体はオンラインで行なっておりますが、このフォローアップ研修会は対面とオンラインのハイブリッド開催です。研修では画面上でしかお会いできなかった方と初対面したり、また別の講師の研修を受けられた方々と初めてお話したり、ありがたいご縁でした。何とかご法義を伝える場を守っていきたいという全国各地の熱い住職さんや坊守さんと話をする中で、あらためてモチベーションや様々な気づきをいただいた研修会となりました。