お寺のビジョン作成研修&静岡西組組内会
8日の夕方に、教覚寺の将来を考える会(仮称)が行われ、宗派が行なっている「お寺のビジョン作成研修」をベースに取り組んだことはご報告いたしました。
その翌日9日の月曜日は、その宗派「お寺のビジョン作成研修」の第3講目で、講師を務めさせていただきました。オンラインでの研修会ですので、自坊から参加できます。第3講はケーススタディとして、ある架空のお寺の報恩講を再興していくための企画を考えるのですが、どのグループも真剣さとユーモアとワクワク感があり、素敵な企画を考えておられました。ややもすると、イベント自体を成功させようとするあまり、本来の意義を忘れてしまったりするのですが、今回のグループは「報恩講を再興」するという本来の意義を忘れずに考えてくださっていました。一応立場上は講師という名前ですが、私自身が一番学ばせていただいているような気もします。
そして昨日は午前中に2軒ご法事をお勤めし、その後は静岡西組の臨時組内会に出席するため、湖西市の潮見寺さま(写真)へ行ってきました。静岡県と愛知県の県境にある潮見寺まで、高速道路を使い、休憩なしで1時間半かかります。往復3時間かかりますが、臨時組内会は30分で終わりました。。。ただ、非常に大切な内容でありましたし、この臨時組内会を経て色々と進んでいくことが決まりましたので、意義のある会だったと思います。
学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。