十代の会&英語法座
本日は、すべての教化団体の中で今年最後の例会となった十代の会が開かれました。中学生・高校生・大学生の9名が参加してくれました。この世代は、少し会わないだけで見違えるほど成長するので、毎回会うたびに驚かされます。
まずお参りをして、法話を聞いてもらい、そして今回はピザをメインにみんなでご飯を食べました。その後は毎年恒例年末のプレゼント交換です。それぞれがプレゼントを持ち寄って、ビンゴで勝ち抜けた人から選んでいきます。このビンゴは普通の数字のビンゴではなく、連想ビンゴと言って、その列のお題にあった言葉を自分で書いていき、私が言うものと一致したらチェックしていくというものです。今回は、動物園の人気動物、水族館の人気動物、給食の人気メニュー、好きなスポーツ、高校生のなりたい職業、それぞれのランキング(インターネット参照)ベスト15を15位から発表していきました。それぞれの項目を5つずつ書いてもらいます。なかなか言葉で説明すると難しいのですが、毎年恒例なので、子どもたちはさっと書き始めました。ただ今回は内容的に少々難しかったようで、結局ベスト3くらいから、ビンゴが続出しました。そして無事みんなプレゼントがもらえたところで、解散。なかなか集まるのが難しい世代ではありますが、こうして長期休暇のたびに来てくれて、楽しんでくれるのが何よりです。
さて、昨日はご法事をお勤めした後、築地本願寺へ行ってまいりました。今年最後の英語法座です。急に寒くなり、参加人数はいつもに比べて若干少なめではありましたが、みなさん熱心に英語でのご法話を聞いておられました。海外の方も何人かお越しくださいました。今回の御講師は横浜の長谷尾先生でしたが、浄土真宗の「信心」や「救い」を英語にするときの様々なエピソードをお聞かせいただき、非常に興味深いお話でした。
英語法座が終わったら、私はいち早く築地本願寺を後にし、新宿へ向かいました。最後に新宿に来たのはいつか覚えていないくらい久しぶりでしたが、新宿駅はもはや迷路ですね笑。なんとか地上へ脱出し、目的地へ向かいます。
私が28年前、アメリカの高校で交換留学生として1年間勉強させていただいたとき、同じ高校へ同じように交換留学生としてブラジルから来ていた同級生が、夏休み(南半球は今夏ですね)を使って日本に旅行に来るということで、会う約束をしていたのです。実に28年ぶりの再会。家族4人で来日しており、彼女のご主人や子ども達にも会うことができました。同級生もそのご主人もブラジル出身ですが、今現在はオーストラリアに住んでおり、家族の会話は英語とポルトガル語の両方が飛び交うようです。昨日はポルトガル語での会話がメインでしたが、英語も常に混ざり、なかなかに面白い(カオスな)空間だったと思います。短い時間ではありましたが、とても楽しい時間でした。
学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。