
行事続きの週末

今週末もあっという間に過ぎ去っていきました。金曜日は、坊守からの報告にもありました通りお寺ではダーナ作業があり、私は父と一緒に静岡刑務所の「はなまつり」に行ってまいりました。今回私は法要出仕の順番では無かったのですが、今回から新しい試みを始めるにあたり、次回以降のために見学させていただいたのです。詳しくは前住職日記をご覧ください。
そして土曜日は築地本願寺の仏教壮年会での講話会に出講させていただきました。今回で3回目のご縁ですので、会員の皆様とも随分と顔見知りになりました。毎回「暮らしの中の仏教」というテーマで依頼され、これまで2回は「死」を中心にお話したりワークショップをしたりしてまいりましたが、今回は「言葉」ということについて考えてみました。毎年4月は総会からの講話会ということで、終了後は懇親会が開かれ、私もお招きいただき会員の皆様と懇親を深めることができました。


そして本日は「教覚寺未来のサンガを考える会(通称ミサンガ)」が行われ、2時間半にわたって11名で色々と話し合いました。毎回色々な話で盛り上がり、様々な気づきをいただきます。今回も教覚寺の使命や取り巻く環境の変化についてざっくばらんに話したのですが、時代の過渡期にあることや、時代が変わろうとも変わらず大切なものなど、色々と考えさせられました。メンバー皆さんお忙しい中足を運んでくださっていますが、来るのが楽しみと感じてくださっているとのことで、とても有り難く、心強くもあります。今年1年で具体的なものを示せるよう、引き続きよろしくお願いいたします。(今回は会合中に写真を撮るのを忘れましたので、上の写真はみんなで片付けをしている様子です)
学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。
仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

