住職&坊守のおてらダイアリー

英語法座出講&仏教青年連盟会議

この週末もバタバタでした。
土曜日は午前中にご法事を2つお勤めさせていただき、午後はお寺では讃歌隊の練習がなされている中、築地本願寺へ行きまして、英語法座で御法話をさせていただきました。英語で法話をするというのは、私にとってはかなり大変なことなのですが、数週間前からは、移動時間にはできるだけイヤホンで英語のコンテンツを聴き続けるようにして、少しずつ英語モードにしていき、そして最終的には皆様に配布するレジュメを作り、個人的に何回かリハーサルをして臨みました。初めて来られた外国人のかたも何人かおられ、話の途中で質問も入りましたので少し慌てましたが(リハーサルにはないことなので苦笑)、何とかお答えもさせていただき、最後までお話しできました。教覚寺門信徒のHさんや坊守のお父さんもご聴聞に来てくださいました。ちなみに、今年の教覚寺報恩講のご講師として来てくださる熊原先生のご息女が、毎回英語法座の司会をしてくださっています。

そして、翌日曜日は朝一で京都・ご本山へ行ってまいりました。9時半から17時まで、みっちり会議でした。午前と午後2時半くらいまでは、仏教青年連盟の中央委員さん(全国から10名選出されている若い御門徒のメンバー)が中心の会議で、我々指導講師は基本的にはあまり口をはさまず、彼らの想いやアイディアを聴いています。私は思ったことはすぐ言いたくなるタイプなので、何回か口を挟んでしまいましたが、それでも我慢したほうだと思います笑。口を挟んだというのは、委員の皆様があまりにも熱く、素晴らしい話し合いをしているので、その会話に加わりたい気持ちが抑えられなかった感じです。全国の北は北海道から南は九州の佐賀や長崎まで、不思議なご縁で出会った若者たちが、真剣に会報誌についてや全国大会について話し合っている姿を見て、すごく感動しました。その10名の中には教覚寺門信徒のOさんもいらっしゃいます。Oさんも、全国の仲間から刺激をもらっている感じでしたので、またそれを教区や教覚寺の青年会活動に活かしていってくれるといいなと思っています。
午後3時には中央委員の若者たちは帰路につき、我々指導講師と事務局だけでの会議です。各教区の青年教化活動をしている方々が集まっての研修会の企画です。指導講師の先生方も、北は新潟から南は熊本まで、全国から7名選出されていて、みなさん熱い方ばかりなので議論も白熱します。私も先生方からいつも刺激をいただいています。これをしっかりと教覚寺の活動に反映させていきたいと思っています。

帰りには、祖母に頼まれていた鯖寿司を買って、静岡へ帰ってきました。祖母は子供の頃、京都に住んでいた時期もあり、時々無性に京都の鯖寿司が食べたくなるようです。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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