住職&坊守のおてらダイアリー

伊東の寳専寺・埼玉の誓顕寺へ出講

今週の13日・14日と伊東市の寳専寺さま(写真上)の盂蘭盆会に出講してまいりました。2日間、全6座です。コロナ以降全て予約制にされているようで、1日に3座、そのうち1座は初盆の方向けで2日間執り行われます。色々と工夫しながら御法座を開いておられる様子に、頭が下がります。毎回お参りされる方が変わるので、初盆の方向けには少し導入を変えましたが、基本的には全て同じ話、自分自身が飽きてしまわないように気をつけながら、精一杯お取り次ぎさせていただきました。ご住職は6回同じ法話を聞いてくださいました。寳専寺とは家族ぐるみのお付き合いをさせていただいており、今回も寺族の皆様と色々お話しできたことも有り難いことでした。

さて、14日の夜の法要まで寳専寺さまでお取り次ぎさせていただき、帰宅。翌15日は午前中、ご法事を勤めさせていただき、正午には坊守の報告にもありましたように平和の鐘。そして午後埼玉へと向かい、さいたま市誓顕寺さまのお盆法要に出講してまいりました。台風の影響で16日が東海道新幹線が全線ストップするということで、移動を早めた方々が大勢いらっしゃるようで、新幹線は満席でした。多少新幹線は遅れていましたが、無事到着。誓顕寺さまへは初めてのご縁です。都市開教寺院として35年前に設立された新しいお寺で、今のご住職が初代です。何もないところからお寺を建てられ、そして昨日はほぼ満堂になるほど御門徒の皆さまがお参りされていることに、ご住職をはじめ寺族の皆様の熱意やご苦労を思わずにはおれませんでした(写真下)。

さすがに少し疲れは残っていますが、尊いお育てをいただいた3日間でした。

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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