住職&坊守のおてらダイアリー

北海道へ出講

25日と26日、北海道の東に位置する別海町の本覚寺様にて、報恩講のご縁を賜りました。東京近郊では、お取り越し報恩講といえば秋から冬にかけてというイメージがあるかもしれませんが、気候が違う北海道では、8月に報恩講をお勤めするお寺もあるそうです。北海道は以前札幌と小樽には行ったことがありますが、いわゆる「道東」とよばれるところには初めて降り立つこととなり、北海道の広大な大地と空を感じました。そしてとても涼しかったです(夜は少し寒いくらいでした)。

本覚寺のご住職様とは、宗派主催の寺院サポート講座「お寺のビジョン作成研修」の講師を一緒に務めさせていただいているご縁で、この度報恩講にお声かけいただきました。まだまだコロナ禍ということで、例年よりは縮小バージョンということでしたが、お斎や夜の座はなくなっても、法要は雅楽の奏楽員をおよびになり、御満座ではさらにオルガン2名を加えて宗祖讃仰作法の音楽法要をおつとめされており、感動的な法要でした。また、教覚寺でも継職奉告法要ではその音楽法要をおつとめしますので、いいイメージトレーニングにもなりました。

本覚寺様は子ども園や小規模保育施設を併設されており、ご満座の前に園児総参拝がありました。そこで5分ほどの御法話をさせていただきました。小学生には普段からお話をしていますが、園児100名を相手にお話しするのは初めてではないかと思います。幼稚園の先生をただただ尊敬しました。。。

報恩講が終わるとすぐに飛行機に乗りましたので、道東の観光はできませんでしたが、寺族の皆様や総代の皆様、そして奏楽員をはじめとするご法中の皆様によくしていただき、本当に有り難いご縁でした。

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2 コメント
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原島ひとみ
原島ひとみ
1 年 前

昨日のご住職継職法要お祝い申し上げます

北海等の空港に降り立つと
北海道の?匂いがします
離れてはじめて感じた故郷の匂い…
ご出講お疲れ様でした
本覚寺さん繋がりのご縁も亡き父に導かれたのかな?と有り難く思いました
今後とも宜しくお願い申し上げますm(_ _)m

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PROFILE

住職 住職

学生時代から海外に興味を持ちアメリカやブラジルへ留学。大学卒業後に京都で仏教を学び、静岡へ戻る。現在は教覚寺の住職をつとめながら、週に1度ブラジル人学校で子ども達に日本語と英語を教えている。子どもや若者とお寺との接点をつくろうと、全国の仲間達と奔走中。

坊守 坊守

仏教の知識は全くないまま東京から嫁ぎ、とにかく奮闘中の2児の母。体を動かす事なら何でも好き。方向音痴で彷徨うのも苦ではないほど。まだまだ未熟者で頼りないですが、「大好きなお寺」と言ってもらえるように、みなさんの声を聞きながら日々励んでいきたいです。

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